口内炎が痛い!その原因と一刻も早く治す3つの方法

口内炎が痛い!その原因と一刻も早く治す3つの方法
投稿日: 2016年3月23日 更新日: 2017年3月6日
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食べものがしみて痛~い口内炎。できてしまうと食事も楽しくなくなり、ほんとうに憂鬱ですよね。季節の変わり目にできやすいので、いまお悩み中のかたも多いかもしれません。

そもそも口内炎とは、口の中の粘膜に起こる炎症のこと。安静にしていれば1~2週間で自然に治りますが、出血してしまったり口臭がひどくなったりと、イヤな症状を引き起こしがちです。
さらに悪化すると、傷口から病原菌が入り込み、食道や気管に炎症を起こすことも。口内炎だからとあなどっていると、こわい病気の引き金にもなるんです!

そこで今回は、口内炎の原因と症状、さらには対処法についても詳しくご紹介。「そのうち治るでしょ」なんて放っておかないで、予防と改善を心がけましょう!

口内炎の主な原因と症状はこの4つ!

1. 再発することも多い「アフタ性口内炎」
もっとも一般的な口内炎です。白っぽい円形にくぼんだ潰瘍が1~数個できるのが特徴で、繰り返しできてしまうケースも。体調不良や体力低下、疲労、暴飲暴食、ストレスなどがおもな原因に。

【症状】
食べ物などがしみて、強い痛みを感じます。通常1~2週間で自然に治りますが、なかなか治らない場合はほかの病気の可能性もあるので、お医者さんに相談を。

2. お口の中の不衛生で起こる「カタル性口内炎」
口の中の粘膜が赤く炎症を起こしたもの。アフタ性口内炎と違って、患部にはっきりした境界はできません。むし歯や歯周病などによって、口の中が不衛生になることが原因といわれています。

【症状】
口の中がザラザラしたり、熱っぽさを感じたりします。痛みはそれほどありませんが、症状によっては味覚が鈍くなったり、口臭がひどくなったりすることも。

3. 乳幼児に多い「ウイルス性口内炎」
ウイルスの感染によって小さな水疱の集まりができ、それが破れて口内炎の症状が出ます。一度に1個~数個できるのが特徴で、生後6ヶ月以降の乳幼児に多く見られます。原因はほとんどが単純ヘルペスによるもので、「ヘルペス性口内炎」とも呼ばれています。

【症状】
痛みが強く、高熱が出ることがあります。

4. 免疫力低下で起こりやすい「カンジダ性口内炎」
「カンジダ」とは、口の中に常在するカビの一種。健康な時には問題ありませんが、病気などで抵抗力が弱まっている時や、ステロイド剤・抗生物質を長期間使った時、唾液の分泌を抑える薬を服用した時などに、この症状があらわれることがあります。免疫力の弱いお年寄りや乳幼児に多く見られます。

【症状】
お口の中に白いコケのようなものが生え、斑点状になります。斑点をおおう白い膜が破れると、赤いただれになって痛みが生じます。

ツラ~イ口内炎!なってしまった時の対処法とは?

ツラ~イ口内炎!なってしまった時の対処法とは?

ここからは、できてしまった口内炎の回復を早める方法をご紹介します。症状に合わせて、この3つを組み合わせてみて。

①まずは原因をシャットアウト
口内炎は基本的に自然に治りますが、原因を取り除かなければ完治に時間がかかります。栄養不足が原因なら食事に気をつける、疲れやストレスが原因ならゆっくり休息をとるなど、思い当たる原因に合わせて生活改善を。

②ビタミンやミネラルを積極的にとろう
お口の中の粘膜修復や疲労回復、免疫力向上には、ビタミンB群やビタミンCが効果的。ビタミンB群はレバー、卵、大豆、乳製品などに多く含まれ、ビタミンCは柑橘類、いちご、アセロラなどの果物類や、ブロッコリー、赤ピーマン、小松菜などから摂取できます。バランスのとれた食事を心がけつつ、こうしたビタミン類を積極的にとるようにしましょう!

③市販の薬も利用して
早く治すためには、市販薬を利用するのも手。ステロイドや消炎剤が含まれている、軟膏タイプの塗り薬がよく使われます。患部が限定されている場合は、口の中に貼るパッチタイプの薬も効果的です。

口内炎ができてしまったら、悪化する前にスッキリ治したいもの。対処法を賢くとりいれて、お口のお悩みから一日も早く解放されましょう!


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