出典:http://news.mynavi.jp/news/2013/11/15/449/
ウールサッキングとは、猫が毛布やタオルなどを甘噛みしながら食べてしまうことを言います。
食べてしまった繊維質は、ほとんどが排泄やおう吐により体外に排出されるのですが、この行為が長く続くと、「腸閉塞」などの病気の危険性もあることから望ましい行動とは言えません。
出典:http://peco-japan.com/52468
猫が「ウールサッキング」をする理由とは、遺伝的な要因もありますが、多くは幼少期に母猫から引き離されるタイミングが早過ぎたり、乳離れのタイミングがうまく出来ないまま成猫になってしまうことが原因だと言われています。
幼児期に充分に母猫とスキンシップを取らないと、成猫になってからの性格や性質にも影響します。
人間の場合は、自分の気持ちをうまく伝えられずに相手が嫌がることをわざとしたり、かとおもうと誰にでもベタベタと甘えてみたりという行動をするため、「愛着障害」や「アダルトチルドレン」などと言われます。
人間も猫も、幼児期のスキンシップはとても重要なのですね。
出典:http://netgeek.biz/archives/29251
残念ですが、猫のウールサッキング、あまり良い解決策は分っていません。気休めですが、キャットフードを繊維質の多いフードに変えれば、モミモミやフミフミ程度に軽減するかもしれません。
飼い主は猫が毛布に噛み付いているのを見かけたら、美味しいおやつやおもちゃなどで誘導し、猫と一緒にしばらく遊んであげると良いかもしれません。
猫もきっと無意識にやってしまうはず。飼い主はボロボロにされても良いと思う毛布を用意して、猫ちゃんを叱らないであげて下さいね。
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