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私より好きなの?でも毛布を好きすぎる猫はもしかして○○○○かも…。

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投稿日: 2016年3月9日 更新日: 2017年3月6日
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
犬も猫も道端で運命の出会いをしてしまうワタクシ。実は人間の子供も拾ってしまったことがあります。

詳しくは言えませんが、ある事情により実母から虐待されていたA君。ひょんな事情で知り合い、およそ2年間、私の家で暮らすことになりました。

当時小学2年生(8歳)だったA君。児童相談所に保護され、着の身着のままで私の家へ。翌日慌ててランドセルや洋服を買いにいきました。

親に虐待されていたとはいえ、安全な環境でご飯を3度食べればどんな子供もスクスク育ちます。A君は元気に学校へ登校、サッカークラブに入部して活躍しました。

しかし、表面上はごく普通に過ごしていたA君ですが、1つだけ困った癖があったのです。

それは「洋服などの布を食べてしまう」こと。

シャツの袖口、Tシャツの襟、布団の毛布…。無意識に口にいれて噛んでしまい、気が付くとボロボロ…。本人もなぜやってしまうのか分らない様子でした。

2年後、実母さんが再婚し、生活が安定したのでA君は自分の家に帰っていきましたが、この布を噛む、という行為は実は猫でもよくあるのです。

今回は、猫が毛布を噛んでボロボロにしてしまう、愛着障害の行為「ウールサッキング」についてご紹介しましょう。

猫が毛布などの衣類を食べてしまうウールサッキング

猫が毛布などの衣類を食べてしまうウールサッキング

出典:http://news.mynavi.jp/news/2013/11/15/449/


ウールサッキングとは、猫が毛布やタオルなどを甘噛みしながら食べてしまうことを言います。

食べてしまった繊維質は、ほとんどが排泄やおう吐により体外に排出されるのですが、この行為が長く続くと、「腸閉塞」などの病気の危険性もあることから望ましい行動とは言えません。

「ウールサッキング」の理由

「ウールサッキング」の理由

出典:http://peco-japan.com/52468


猫が「ウールサッキング」をする理由とは、遺伝的な要因もありますが、多くは幼少期に母猫から引き離されるタイミングが早過ぎたり、乳離れのタイミングがうまく出来ないまま成猫になってしまうことが原因だと言われています。

幼児期に充分に母猫とスキンシップを取らないと、成猫になってからの性格や性質にも影響します。

人間の場合は、自分の気持ちをうまく伝えられずに相手が嫌がることをわざとしたり、かとおもうと誰にでもベタベタと甘えてみたりという行動をするため、「愛着障害」や「アダルトチルドレン」などと言われます。

人間も猫も、幼児期のスキンシップはとても重要なのですね。

ウールサッキングの解決法

ウールサッキングの解決法

出典:http://netgeek.biz/archives/29251


残念ですが、猫のウールサッキング、あまり良い解決策は分っていません。気休めですが、キャットフードを繊維質の多いフードに変えれば、モミモミやフミフミ程度に軽減するかもしれません。

飼い主は猫が毛布に噛み付いているのを見かけたら、美味しいおやつやおもちゃなどで誘導し、猫と一緒にしばらく遊んであげると良いかもしれません。
猫もきっと無意識にやってしまうはず。飼い主はボロボロにされても良いと思う毛布を用意して、猫ちゃんを叱らないであげて下さいね。


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