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黒猫ちゃんは特に要注意!猫のメラノーマについて知っておこう

黒猫ちゃんは特に要注意!猫のメラノーマについて知っておこう
投稿日: 2016年3月6日 更新日: 2017年3月6日
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
猫好きなら誰でも知っている「しゃべる猫」しおちゃん。真っ黒なモフモフの姿に、やや高めな声で喋る姿が可愛いと、YouTubeで大評判になった猫です。

動画:



このしおちゃん、実は2013年に大変な病気になりそうになったことがありました。

その病気が「メラノーマ」。これは悪性黒色腫というガン。なんとしおちゃんは目にこの腫瘍と疑われる部位があって、目の専門医の診察を受けていたのです。

もしこの腫瘍ができていたら目を全摘という大手術。すぐさま目を摘出しないと全身に転移して助からないと言われていましたが、幸いしおちゃんの場合は腫瘍と疑われる部位は悪性になっていませんでした。

このメラノーマ、人間にも犬にも猫にも出来る可能性があります。今回は、猫にできやすいメラノーマについて詳しくご紹介しましょう。

メラノーマとは?

メラノーマとは?

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/familyah/34020802.html


メラノーマとは、メラニン産生細胞(メラノサイト)から発生する腫瘍です。
メラノーマは口の中・皮膚・眼球・指などに多くみられ、口腔や指に発生した場合は悪性のメラノーマがほとんどで、皮膚や眼球にできた場合は良性のメラノーマが多いと言われます。

口の中に悪性メラノーマの発生する確率は、9歳以上の猫で、特に黒色腫の猫に発生することが多いようです。

メラノーマができたらどうする?

メラノーマができたらどうする?

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11131367541


出来る部位によりますが、メラノーマの形状は、ほくろのような黒いしこりである場合が多く、急に大きくなるので、見つけた段階ですぐに病院へ連れて行きましょう。

特に猫は目に出来やすく、目の中に黒い斑点ができたら要注意です。高齢の猫の場合は特に全身麻酔の手術は体力を消耗します。手術そのものが寿命を縮める場合もありますから、早急に動物病院を受診して下さい。

メラノーマの治療内容は?

メラノーマの治療内容は?

しこりになっているメラノーマは、まずはしこりを切除して病理組織学的検査を詳しく行います。

そこで悪性と判断されると、人間同様抗がん剤を使った化学療法や腫瘍除去手術、免疫療法などが行われます。このメラノーマは発生しても、およそ3分1は手術で改善することができると言われています。

手術は勿論高額です。海外の動物病院では、安楽死を提案されることも多いといいます。

しかし日本ではできるかぎりの治療をすることを選ぶ飼い主さんが多いといいます。愛する猫のために、日頃から保険に加入したり、貯金をしておくと良いかもしれません。


いかがですか。猫のメラノーマ。メラニンから発生する腫瘍なので、どうしても色素の多い黒猫はこのメラノーマにかかりやすいようです。

黒猫を飼っている飼い主の皆さん。しこりがないか、猫の体と瞳のチェックを、毎日の習慣にしてはいかがでしょうか。


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