これからパートを始めたい、だから保育園を探してます、という主婦の方も多いかと思います。
そこで気になるのが保育料ではないでしょうか。せっかくパートで稼いだお給料が全部保育料に消えてしまうのでは本末転倒です。そうなるとやっぱり保育料の安い認可保育園に入りたいと思うもの。認可保育園が人気なのもうなづけます。
認可保育園に入る為には、先ほども書いたように『保育に欠けていること』が必要となります。
例えば、両親ともに正社員、パートなどの就労についていることや妊娠や出産、親族の介護、就学による保育の欠如が挙げられます。
そして入園希望の多い保育園はこれらを点数化し審査基準とします。その審査基準には『基準指数』…家族構成や所得などの基本的な情報から計算するものと、『調整指数』…生活保護家庭や虐待・DVなどの家庭の事情を配慮して計算するものがあります。
これらによって算出された得点により入園の優先順位が決まるわけです。できる限り高得点を得るのが、認可保育園に入る近道と言えます。
1ポイントの差が結果を左右することも多々あります。まずは減点されないことが大切です。
嘘や過去の辞退歴があると減点につながりますので気を付けましょう。では点数を上げるにはどうしたらよいのでしょう。
これからパートを探そうと思っている主婦の方は、思い切ってフルタイムで働いてみましょう。パートタイムよりも得点が上がります。
また、主婦の間で人気な在宅ワークも居宅外労働よりも得点が低くなる可能性がありますので、パート探しはその辺も考慮しましょう。
妊娠中の主婦の方も出産時期に向け保活をすることが可能ですが、産前産後の体ではパートは少しつらいですよね。
しかしそうなると点数が低くなってしまう、そんなときは職業訓練校などに就学するというという手もあります。
就学により得点がアップします。そのほかには、認可外保育や一時預かり、ベビーシッターを利用する回数が多いほど点数が上がると言われています。
持ち家のほうが点数が高いという地域もあるように、地域にとって審査基準に違いも出てきます。
まずは、ママ友などを通じてお住いの地域の情報収集をしましょう。点数を高くするために、書類上、離婚し、シングルマザーになる、といった強者もいるという話も聞きますが、さすがにそれは……と、思っているなら、こんな方法はどうでしょうか?
例えば、あえて人気の少ない保育園を希望する、有利な地域に引っ越してしまう、という方法もあります。
ただし、人気の低い保育園の場合、人気がない理由を調べ、問題ないか判断する必要はあります。
入園時期によって、0歳・3歳の募集定数が多くななったりするので、入園時期を選ぶのも手。最初から認可保育園が難しいようなら、最初の半年〜1年は、民間の保育園を活用し、意識的に点数アップを測るのも一つでしょう。
保育園に入れるかどうかで今後の生活が変わってきますよね。パートを探す主婦にとって保活は本当に大きな行事です。
万が一認可保育園の入園ができなかった場合は認可外保育園への入園も考えなければなりません。
認可外保育園には夜間保育や延長保育など時間に融通がきいたり、独自のカリキュラムを取り入れていたりと認可保育園にはないメリットも多くあります。
保活を行う際には認可保育園にとらわれず、それぞれの保育園の雰囲気やカリキュラムなどに目を向けお子様に合った保育園を決めるのもいいかもしれません。
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