一度「尿石症」や「膀胱炎」にかかった猫は、動物病院から「再発しやすい病気ですから、月に1回くらい定期検査に来て下さい。」と言われるかもしれません。
この場合、動物病院で行う定期検査は、尿のおおまかな状態を検査ペーパーで調べるペーパー試験と、機械で尿の中に含まれる細胞などを直接見る沈渣の検査の2つでしょう。
この検査のうち、「ウロペーパー」と呼ばれる検査ペーパーを購入すれば、そして検査の内容をある程度掴んでおけば、猫の健康状態が把握できますし、病院へ連れて行く回数が減るはずです。
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出典:http://blog.goo.ne.jp/kiss2pn_orz/e/de4051a516397ebe200addb7935f506a
尿結結石かどうかが分る、有力な手がかりがpHの項目。尿が「アルカリ性」「中性」「酸性」なのかを調べることです。pHの正常値は通常「弱酸性」になっているはず。
尿結石に一番多い、「ストラバイト結石」には、「酸性だと溶けてアルカリ性だと結晶になる」という性質があります。つまりpHの項目で尿がアルカリ性だと危険信号です。
この場合は膀胱炎、尿道炎の可能性もありますから、病院へ連れて行った方が良いでしょう。
出典:http://blog.goo.ne.jp/kiss2pn_orz/e/de4051a516397ebe200addb7935f506a
通常タンパク質は尿には排出されません。腎臓は水分や老廃物など不要なものだけ排出し、必要な栄養素であるたんぱく質は体に残します。
もし尿検査でタンパク質が検出されたら、それは腎臓に何らかの障害があるのかも。この場合もすみやかに動物病院へ連れて行きましょう。
尿検査の項目には「潜血」という項目もあります。尿でまぎれて見た目は普通でも尿に血が混じっていれば、この「潜血」の項目でチェックできます。
これに引っかかった場合も、すぐに病院を受診して下さい。
いかがですか。市販されているウロペーパーを使って、自宅でこの3つの項目をチェックするだけでも、猫が病気かどうかを知る目安になります。陰性の場合はブルーなど、色で判断するだけですから、素人でも簡単にチェックできます。
参考サイト
http://www.eiken.co.jp/product/uropaper/pdf/E-UR.pdf#search='ウロペーパー'
忙しくてなかなか動物病院へ連れて行けないという飼い主さんは、この自宅での尿検査だけでもやってみると、安心できるのではないでしょうか。
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