猫に歯磨きは必要ないかも?猫と虫歯の不思議な関係

猫に歯磨きは必要ないかも?猫と虫歯の不思議な関係
投稿日: 2016年3月1日 更新日: 2017年3月6日
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
ウチの娘は几帳面。食後にすぐに歯を磨くタイプです。しかし息子の歯ブラシはなぜかいつも新品同様。歯を磨くどころか洗面所に立っている後ろ姿もあまりみかけないような…。 でも不思議なことに、娘の方が虫歯になりやすいのです。コレって一体どういうこと? 犬と猫を比較しても、圧倒的に虫歯になるのは犬の方ですよね。ある獣医さんによると、「猫の虫歯を見つけたら大発見です。」と断言しています。 なぜ猫は虫歯にならないのでしょうか。今回は、猫と虫歯の不思議な関係を紹介します。

☆猫は甘いモノを食べない

☆猫は甘いモノを食べない

出典:http://angie-life.jp/love/chocolate/55551.html


実は猫の舌は甘味を感じとる機能がありません。舌の上にあるイボイボ「味蕾(みらい)」で味覚を判別するのですが、猫に分る味覚は、

甘味:あまり感じない
苦味:感じやすい
塩味:あまり感じない
酸味:感じやすい

となっています。人間よりも味蕾の数も20分の1しかないので、味覚が感じにくい動物のようですね。

☆歯の形が虫歯になりにくい

☆歯の形が虫歯になりにくい

出典:http://www.rie-cl.jp/med/cat_dent.html


これは納得できますよね。猫の歯はとてもギザギザしていて、歯の間隔も隙間があります。食べ物がつまりにくい構造になっていますよね。

人間の歯のようにきっちり隙間なく歯が生えているわけではないので、虫歯になりにくいというのは納得できます。

☆口の中に虫歯菌がいない

☆口の中に虫歯菌がいない

出典:http://www.konekono-heya.com/rouka/aging.html


究極の理由がコレでしょう。人間の虫歯の一番有名な口腔内細菌はミュータンス菌という細菌で、これは食べ物の口移しや食器の共有によって感染する細菌だと言われています。

猫の口の中を調べた結果、このミュータンス菌が全くいないことが分ったそうです。

この菌は通常犬の口内にもいない最近ですが、犬に限っては数例見つかった事例があるそうです。

ある獣医師が様々な動物の口腔内細菌を調べた結果「肉食動物に虫歯菌はいないのでは」という推論も報告されているそうです。

☆虫歯菌はいないが歯周病菌はいる!

☆虫歯菌はいないが歯周病菌はいる!

残念!猫は虫歯にはならないようですが(甘いモノをあげればなる可能性はアリ)、歯周病菌は口内にいることが確認されています。

「猫の歯周病は治療が難しいため、日頃から猫に歯磨きはやはり必要です。」というのが獣医師の意見。やはり猫に歯磨きは必要でした。


いかがですか。実はワタクシ、猫に歯磨きは1度もやったことがありません。定期的に歯のチェックはしていますが、ウチのカイトは歯はまだ真っ白のピカピカ。口臭もありません。

しかしもう今年で5歳になりますから、人間でいえば立派な中高年。そろそろアマゾンで猫の歯磨きグッズをチェックしなくてはいけませんね…。


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