下のチェック項目の中で、当てはまるものはいくつありますか? 項目数が多い人ほどドライマウスの可能性が高くなります。
□ 口の乾きが3か月以上毎日続いている
□ あごの下が繰り返し、あるいはいつも腫れている
□ 乾いた食べ物を飲み込む際に、よく水を飲む
□ 日中によく水を飲む
□ 夜間にのどが渇いて水を飲む
□ 乾いた食品が噛みにくい
□ 食べ物が飲み込みにくい
□ 口の中がネバネバする
□ 口の中が粘ってしゃべりにくい
□ 口臭がある
□ 義歯をしているせいで傷つきやすい
出典:鶴見大学歯学部附属病院ドライマウス専門外来 ドライマウス問診票より
もしかして私も・・!?と思ったかたは、早めに対策を立てましょう。すぐに実践できるケア方法はこの4つです。
1.口の中のうるおいを保つ
こまめに水分を補給し、口の中のうるおいを保つようにしましょう。特に冬場は空気が乾燥するため、お部屋の湿度にも注意を払いたいものです。マスクの着用も効果的。
また、保湿成分配合のマウススプレーなども、携帯できるタイプなら、外出先で口の渇きが気になるときに手軽に使えて便利です。
2.よく噛んで食べる
唾液は、噛むという刺激が脳に伝わることで分泌されるので、普段からよく噛んで食べることが大切です。噛みごたえのある食材をメニューに加えるなどして、どんどん噛むようにしましょう。また、食事をとっていない時間にはガムを噛むのも効果的。ガムは、むし歯(虫歯)になりにくいシュガーレスのものを選びましょう。
3.生活習慣を見直す
お酒はほどほどにする、タバコをやめるなど、日頃の生活習慣を見直しましょう。またストレスがたまると唾液が出にくくなります。気持ちをリラックスさせることも大切です。
4.舌の体操をする
唾液の分泌を促すためには、以下のような舌のまわりのストレッチも効果があります。
・舌をできるだけ前に出して上下に動かす
・舌をできるだけ前に出して左右に動かす
・唇全体をなめまわすように舌先で円を描く
最後に、簡単にできるマッサージをご紹介。唾液の分泌を促す3つの「唾液腺」をほぐすことで、ドライマウスの予防に役立ちます。
いかがでしたか? まずは普段の生活を見直して、口が乾く原因をシャットアウトすることが大切なんですね。花粉症とドライマウスのダブルパンチにならないよう、気づいたらしっかりケアして、楽しい春を過ごしましょう!
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