ライオンが首都圏の保育園・幼稚園に通う子ども約100名の手洗いを調査したところ、、食事前には8割、外遊びの後ではほぼ全員が、石けんやハンドソープで手を洗っていることがわかりました。
ところが、指先まで洗っている子どもは、なんと全体の2割程度。さらにトイレの後の手洗いでは、約6割が水をかけるだけで終わらせていました。これでは感染症は防ぎきれません!
そこで、子どもに手洗いを教える時に押さえておきたい、3つの基本をご紹介しましょう。
1. トイレの後にもせっけんやハンドソープを使う
トイレのドアノブやカギは、たくさんの人の手が触れるところ。その分汚れがたまりやすいので要注意です。用を足した後は石けんやハンドソープを使って、きちんと手洗いする習慣をつけましょう。
2. しっかりと泡立てて洗う
汚れを効果的に落とすためには、石けんやハンドソープをしっかり泡立て、泡で包み込むように洗うことが大切。でも、泡立てが苦手な子どもは意外と多く、手洗いそのものも短時間ですませてしまいがちです。
そこで役立つのが、最初から泡で出るタイプのハンドソープ。子どもがきちんと泡立てて使えるものをママがしっかり選んであげましょう。
3. 洗い残しを防ぐ
写真の黒っぽい部分が、洗い残しの多いところ。指先や爪、指と指の間、手首などはしっかり洗えていないことも多いんですね。
そこで子どもには「指先までしっかり洗った?」「手首にもバイ菌がついているんだよ」など、わかりやすく教えてあげたいもの。一緒に手洗いをするときに、見本を見せてあげるのもおすすめです。
子どもはもちろん、おとなでもつい忘れがちな手洗いのコツ。家族みんなで基本をチェックして、寒い季節を健康的に乗り切りましょう!
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