まずは、数えるときのポイント
指を添えて数えましょう。
「いーち、にー、さん」と数えていても、実物はふたつしかない
ということはありませんか?
おもちゃを片づけるとき、
ひとつずつ指をさしながら、ゆっくりとことばと一致させて数えうちに、自然と量を理解していきます。
バラバラに置かれた状態でも、数えてみましょう。
おもちゃをボックスなどに戻し入れるときに、
ひとつずつ声をかけて数えてあげてもいいですね!
量が多い時には、「5ずつママと交代で入れる」
というゲーム形式にすると楽しいです。
大きさ、形、色や種類が混ざっても、
同じ「5つ」です。
ひとつずつ、一緒に数えてみましょう。
並び方が変わっても、同じく「5つ」です。
はじめは、上の並び方を「少ない」と感じる時期がありますが、見た目には惑わされないで正しく量を理解するために、ひとつづつ数えてみましょう。
サイコロの目の数を数えてみましょう!
これも、「5」です。
「ケーキは何こ?」
「5つ」
何度も数えているうちに、目で見ただけで、正確に「5」という量を理解するようになってきます。
数字の「5」は、量が5つあることを表すマークのようなもの。
数字の「5」の読み書きができるようになることと、
「5」の意味を理解することは、同じではありません。
数字の「5」が何を意味しているのか?
意味を理解するためには、上のステップが大切。
遊びや片づけに、無理なく取り入れてみてくださいね。
小学校の算数では、いきなり数字で足し算、引き算が出てきます。
数字というのは、量を表す『記号』のようなもの。
なかなかイメージがわいてきません。
暮らしの中で、いろんなものを、数えたり分けたり、合わせたり、いろんな経験をしているうちに、
『記号』が具体的なイメージを伴って理解できるようになりますよ。
「片づけ」は、そんな経験をするのにぴったりの、暮らしの中の知育です。
親子で楽しみながらお試し下さいね!
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