アメリカやイギリスなどの欧米の猫は基本的には魚には興味がありません。飼い主である人間も、日本人のようによく魚を食べるという人種ではないからかもしれませんね。
欧米の猫たちはやはり、魚より肉を好むのだそうです。欧米で売られているキャットフードも日本のように『マグロ』や『サーモン』などの魚介系の味はなく、『兎』や『牛』、『チキン』などが主流で売られています。
私の聞いた話になってしまうのですが、アメリカ原産でアメリカで生後数週間を過ごし日本にやって来る、日本に馴染みが薄い品種の猫などは魚味の食べ物や魚には全く興味を示さないそうです。欧米の猫のなかでは『魚』=『食べ物』という図式が成り立たないのかもしれません。
アメリカ原産の品種でもアメリカンショートヘアーのように、日本に長くいて、日本での交配もしており、生まれも育ちも日本!という猫は『魚』は食べ物だと認識するようです。
猫は親猫が食べていて、自分も子猫のときから食べなれた味のものしか『食べ物』だと認識できないのかもしれませんね。
インドといえば、スパイスたっぷりの『カレー』が思い浮かびます。日本人からすると『インド人がカレーが好きでも、猫は違うだろ』と思うかもしれません。
しかし、インドの猫はなんとカレーをよく食べるんです!インドの方に聞いてみても、『猫の好物はカレー』と言うほど、インドの猫はカレーを食べます。
また、宗教的に肉を食べない人が多い国なので、インドの猫はベジタリアンが多いのだとか…。
猫は本来肉食なので、虫などを捕まえて動物性タンパク質の摂取はしているのでしょうが、カレーや野菜を主食にしているインドの猫達がいるということには驚きました。
イタリアはパスタが有名ですよね♪
インドの猫がカレーを好きなのと同様に、イタリアの猫はパスタが大好きなのです。イタリアの猫は麺類を食べ慣れているので、麺をすすって食べることもできるのだそうです。
ちなみに、ギリシャもパスタが有名な地域なので、ギリシャの猫もパスタを好んで食べると言われています♪
猫の好物は…その国の『人間』がよく食べるものを猫も同じようによく食べるようになるようです。昔と違い日本は食卓も欧米化してきていると言われています。猫が飼い主の食べているものを好んで食べるなら、猫達にも『食の欧米化』がくるのかもしれませんね。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます