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【猫の涙】なんで泣くの〜?猫にありがちな「流涙症」を知っておこう

【猫の涙】なんで泣くの〜?猫にありがちな「流涙症」を知っておこう
投稿日: 2016年2月7日 更新日: 2017年3月6日
閲覧数: 376
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
なんだかうちのにゃんこ、いつも涙を流してる…。もしかして、あなたの愛猫は長毛種の猫ではありませんか? 猫が涙を流す理由はいくつかあります。意外に多いのに気づきにくいが、目に被毛が入ってしまって涙が出る状態です。 人間でも目に異物が入れば、自然と涙が出ますよね。猫だって同じです。
しかし、常に猫が涙を流す症状を「流涙症」といいます。 「流涙症」の原因はいくつかあります。原因と対策を詳しくご紹介しましょう。

猫の流涙症とは?

常に目から涙があふれている状態や目やにが止まらない状態を「流涙症」と呼びます。そのままにしておくと目の下や周辺の被毛が涙で常に汚れた状態になって「涙やけ」を起こします。

猫の流涙症は後天的要素の強い症状ですが、特に顔がつぶれている猫や、ペルシャなど鼻の低い猫は流涙症を起こしやすいと言われています。

流涙症の原因とは?

流涙症はどんな猫でもなりやすく、その原因はいくつかあります。

●目の中に異物が入った:この場合は目薬などを使って目の中の異物を取り除いて下さい。目のまわりの毛が入ってしまう場合は、目の周辺の無駄毛を短く切ってあげましょう。
●結膜炎、角膜炎、眼瞼炎など目の疾患:目に細菌が入って炎症が起こると涙が止まらなくなる場合があります。この場合は目も充血してかゆみが出る場合もあるので、早急に病院へ連れて行きましょう。
●猫も年を取ると眼輪筋が衰えてきて瞬きの回数が減少します。その結果目の病気になりやすいので気をつけて上げて下さい。
●鼻炎、副鼻腔炎:鼻腔や鼻涙管に炎症や圧迫などがあると涙を排水する機能に問題が生じるため、流涙症になりやすくなります。

先天性の流涙症の治療方法とは?

先天性の流涙症の治療方法とは?

出典:http://www.pati-clinic.com/cat/detail/detailG000000033_5.html

多くの流涙症は、異物を取り除いたり、抗生物質を含んだ目薬を点眼して治療すれば完治しますが、生まれつき涙を排水する穴が開いていないなど、先天的な奇形が原因である場合は、外科手術によって人工的に穴を開通することがあります。

またペルシャやヒマラヤンなどの猫は、もともと鼻が低く鼻腔が狭いため、顔面の骨格が鼻涙管を押しつぶしてどうしても涙が詰まりやすくなります。

ひどい場合は麻酔をかけて、カニューレと呼ばれる器具で洗浄し、目詰まりを改善するという方法もあります。

いかがですか。猫の涙が止まらない原因は、先天性の疾患の可能性もあります。なぜかいつも涙やけが出来てしまう場合は、一度動物病院で相談されると良いでしょう。手術すれば完治する場合もあります。
大きな瞳は猫の最大のポイント。しかし大きいがゆえにゴミや細菌が入りやすくなります。飼い主さんはこまめにチェックしてあげて下さいね。


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