猫の低体温には要注意!考えられる病気や処置の方法とは

猫の低体温には要注意!考えられる病気や処置の方法とは
投稿日: 2016年2月2日 更新日: 2017年3月6日
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
寒い日が続くと、愛猫が風邪を引かないように、寒い思いをしないように、飼い主さんは色々と工夫をされているでしょう。 1月と2月は例年人間もインフルエンザが流行する時期。お互いに健康には気をつけたいですよね。 室内飼いの猫の場合、大体の猫は寒いのが苦手。家の中で、自然に暖かい場所を求めて移動しています。 そのため猫に触るとぬくぬくと暖かいはず。猫の平均体温は人間よりちょっと高め。成猫でだいたい38度~39度前後、子猫で39度~40度前後です。

もし猫に触ってあれ、なんだか体が冷たいかも…。と思ったら要注意。かなり危ない兆候かもしれません。 今回は、猫の低体温で考えられる病気や処置の方法をご紹介します。

もしかして急性腎不全かも?

食欲がなく、元気もない、嘔吐したり体温が低い場合に考えられる病気に「急性腎不全」があります。
これは、普段から水分をあまり取らない猫が、尿路結石などを発症してなる場合と、トイレなどの環境が不衛生な時や、なんらかの細菌に感染で膀胱炎になり、急性腎不全が起こる可能性があります。

急性腎不全の時の対処法は?

急性腎不全になった場合は、早期発見、早期治療が猫の命を救います。急性腎不全で体温が低下している場合は特に要注意。早急に病院へ連れていきましょう。 病院では利尿剤や点滴といった処置を行ってくれるはずです。最悪透析になる場合もありますから、おかしいと思ったらすぐに病院を受診することをおすすめします。

理由がわからない場合の対処法は?

理由がはっきりしない、または水に濡れたり寒い場所にいて低体温になった場合は、急激に猫を暖めてはいけません。ショックを起こす可能性があります。

まずは暖かい毛布などでくるみ、ゆっくりと外側からさすって体を温めます。湯たんぽやお湯を入れたペットボトルをタオルにくるんで体を保温するのも効果的です。

凍傷がある場合はその部分をぬるま湯につけると良いでしょう。いずれにしても、早急に病院を受診して下さい。

いかがですか。意外に気が付きにくい猫の低体温。いつもよりも食欲がなく、ぐったりしていたら、念のため体温を測ってみるのも手です。
ペット用の耳で測る体温計がない場合、人間用の体温計をラップなどを巻いてオリーブオイルやクリームを塗布してから肛門に差し込んで測るやりかたもあります。いずれにしても、猫が低体温の時は要注意です。病院で手当を受けることが最優先。

そのためには、普段から愛猫の平均体温を知っておくことがポイント。肉球や耳の後ろの付け根やしっぽの先、額やお腹などを普段から触る習慣をつけておきましょう。

しかし眠い時や興奮している時以外は、猫の耳はひんやりとしていますから勘違いしないで下さいね。猫が普通に起きている時に、耳を触って熱いようなら反対に熱があるかも?
呼吸や行動などもチェックして、大事な愛猫の健康にはくれぐれも気をつけてあげて下さいね。


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