今回インタビューに応じてくれたのは、東京都内の大学病院で病棟に勤務する、松澤瑛子さん(仮名)。松澤さんは2児のママでもあり、保育園に通うお子さんの育児もしながら日勤・夜勤ともにこなしているそうです。
「看護師の仕事は体力を使うので、食べないとやっていけません。タフな仕事ではあると思います。」と松澤さん。特に日勤は、ごはんを食べる暇もない日もあるそう。また、日勤・夜勤両方担当する人が多いため、生活時間が不規則になりがちとのことです。
勤務の中では、日勤の日は昼食時間が、夜勤の日は夕食時間がそれぞれ設定されているそうですが、ゆったり食事を味わう、というのは難しいそうです。忙しくて時間がとれないという理由のほかに、看護師ならではのこんな理由がありました。
「看護師の場合は、食事の休み時間も所在をはっきりさせておかないといけないので、外に食べに行ったり買いに行ったりすることがほとんどできません。」と松澤さん。「病院の外に出るときはみんなのOKをとらなければいけないため、ごはんは病院内のコンビニで買って休憩室で食べるか、病院の食堂かの選択肢しかないですね。それがいやな人は、お弁当などを持参しています。」
夜勤の日は夕方17時に出勤し、深夜1時~3時ころ仮眠。翌朝の8時半までの勤務だそう。夜勤といえば、昼間は寝ていて夕方から起きだす…というイメージがありますが、松澤さんの場合は、そのような生活ではないといいます。
「夜勤の日でも朝は7時半に起きて、家事をしたり子どもを公園に連れていったりします。」と松澤さん。夜勤明けには昼間にダンスのレッスンを受けるなど、睡眠時間が少ない中、かなりアクティブに活動しています。
「忙しい中でも食事は持っていって、炭水化物・タンパク質・野菜はとるようにしています!」と語る松澤さん。さすが看護師、と思いきや、以前暴飲暴食を繰り返して胃を悪くしたことがあったそうです。
「不規則なので、お菓子をたくさん食べてしまう人はやはり多いです。そうするとすぐ体型に出てきますね。」と松澤さん。夜勤のときは特に食事の回数が増えるので、食事内容に気をつけていないとすぐに太ってしまい、気にしている人が多いそうです。
「とはいえ、夜勤は深夜になにか食べないともたないので、私はおにぎりを持参しています。」
そんな松澤さんは、昼食も持参しています。以前は夕食の残りを活用してお弁当を作っていたそうですが、子どもが大きくなり夕食があまり残らなくなってからは、タンパク源として缶詰や納豆を持ってくることが多いそうです。「食べられなかった日は事務所の冷蔵庫に入れて保存しておけるので便利ですね。」と松澤さん。「簡単にバランスをとれる食事を選んでいます。」と語ります。
そんな松澤さんに、お昼にかるデリを召し上がっていただきました。「量が軽めなので、サラダと豆腐を持参して一緒に食べました。」と松澤さん。豆腐でタンパク質がとれると、バランスもいいですよね。
味の感想を伺ったところ、「カレーがとってもおいしいです。野菜がたくさん入っているし、手軽なお弁当になっていいと思います!」とのことでした。
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