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「猫の咳」そのケホケホ、は病気?それとも…猫が咳をした場合の対処法

「猫の咳」そのケホケホ、は病気?それとも…猫が咳をした場合の対処法
投稿日: 2016年1月23日 更新日: 2017年3月6日
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
猫が突然うずくまって苦しそうに「ケホケホッ」と咳をしたら、とても心配になりますよね。 なにか大変な病気なのでは?と慌ててしまいますが、「咳」は病気だけで起こる現象ではありません。鼻などの気管や喉、肺などに侵入した異物を取り除こうとして起こる呼吸器系の生理現象の場合もあります。
あなたの愛猫の咳が病気の咳なのか、自然現象の咳なのか、見極めるポイントをご紹介しましょう。

自然現象の咳は「逆くしゃみ」

まず猫の様子をじっくりと観察して下さい。「息を吸うときに音が出る」「発作の後に何かを飲み込むしぐさを見せる」といった特徴があるなら、それは鼻の奥に違和感を感じて起こしている「逆くしゃみ」の可能性が高いです。

この「逆くしゃみ」とは、大きな音を出しながら繰り返し息を吸い込む動作のことで、正式には「咽頭絞扼反射」もしくは「発作性呼吸」と呼ばれています。 猫が息を吸い込むとき、肋骨が膨らむと同時に鼻の奥から「グーグー」という音を出すのが、通常の咳との最大の違いです。
この場合は病気ではないので、しばらくすると自然に収まりますから引き続き様子をみて下さい。

病気の咳の場合の特徴

猫の咳は、自然現象の場合は数秒から数分で収まります。しかし咳がなかなか止まらない場合や、日常的に1日に何回も咳をしているような場合、もしくは咳をする時に「ゼーゼー」という苦しそうな音が混じっているような場合は、何らかのウィルス性感染症や心臓の病気、もしくは肺の病気が考えられます。 その場合は早急に動物病院を受診しましょう。

また猫の「逆くしゃみ」はほとんどの場合、自然に収まりますので特別な治療は必要ありません。 しかし逆くしゃみの発作が30分以上といった長時間続く場合や、週に何回も見られる場合は、副鼻腔炎、鼻の中やのどの腫瘍といった可能性も考えられます。その場合も念のため動物病院に相談しましょう。

猫の咳が出る場合考えられる病気

ただの咳だし…と考えていると重篤な病気を引き起こす可能性もあります。 一番怖いのは心筋症です。これは血流が悪くなることが原因で起こる病気で、血栓ができてしまうと血管に詰まってしまい、命にかかわることもあります。

【猫の咳が出る場合考えられる病気】
心筋症、猫ウィルス性鼻気管炎、猫クラミジア感染症、猫エイズウイルス感染症、フィラリア症、食道アカラシア、心臓の病気、悪性リンパ腫、血管肉腫、咽頭炎、気管支炎、喘息、肺炎、肺水腫、乳び胸

いかがですか。咳が出る病気はとても重い病気の場合が考えられますよね。 猫はよく吐く動物です。吐く時にケホケホッと咳をする場合があります。吐いた後、しばらくぜーぜーと苦しそうにすることもあります。 猫の咳が病気なのか、自然現象なのか、判断に迷ったときは、一度病院を受診した方が安心かもしれません。


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