そもそも『雑食』の人間と『肉食』の猫では食べているものも、からだの構造も違います。
そのため、排泄される『うんち』も人間と猫では異なるもの。
猫のうんちは人のものに比べると、水に溶けにくい性質を持っています。
下水管が太く、詰まりにくいトイレなら水に溶けにくいうんちを流してもスムーズに流れてくれますが、詰まりやすいトイレで下水管が汚れで細くなってしまっていると、猫のうんちが途中で引っ掛かってしまっても中々水に溶けず、詰まってしまうようです。
何度かトイレがつまった経験があるなら、猫のうんちは流さない方がいいかもしれませんね。
うんち自体が水に溶けにくいこともありますが、猫のうんちにはグルーミングの際に飲み込んでしまった『毛』が含まれています。
『体毛』は絶対に水には溶けません。
溶けないうんちに絶対に水で溶けない『毛』が絡まっていることで、よりうんちがつまりやすくなっているようです。
最近、節水型のトイレの数が増えてきました。
水が節約できて主婦には嬉しい限りなのですが、『猫のうんち』を流しきるにはいささか水量が足りないようです。
水の勢いでふやけ、溶けやすくなっていた猫のうんちも水量が弱くては、形を崩されることもないのでしょう。
原型のまま形をとどめるので、詰まってしまうことが増えるようです。
いかかがでした?
下水環境によるところも大きいのですが、下水環境があまりよくないと、猫のうんちはトイレに詰まってしまうようです。
我が家もひたすら猫のうんちをトイレに流していましたが、『可燃ごみ』として処理するようになりました。
もちろん、下水環境がよく猫のうんちをトイレに流しても詰まることのないトイレもあるかもしれません。
しかし、トイレが詰まって業者に修理を頼むとトイレがしばらく使えなくなってしまうなリスクを追うことになってしまいます。
そうならないためにも、猫のうんちをトイレに流すことは避けた方が無難なようです。
ちなみに、犬のうんちでも同じように詰まったという報告があります!
人間以外のうんちは『燃えるごみ』として処理した方がいいかもしれませんね。
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