出典:http://nekogazou.com/perusya/
動物病院の先生に聞いても、猫の老化による白内障は非常に珍しいそうです。猫は犬や人間と違ってもともと白内障になりにくいのだとか。しかし、ペルシャ、バーマン、ヒマラヤンといった猫種は先天性の白内障になりやすい遺伝子を持っているといいますから、これらの猫を飼っている飼い主さんは覚えておくと良いでしょう。
出典:http://www.nyanderful.biz/dictionary/himalayan.html
猫が白内障になるのは、殆どが外傷による傷が要因だと言われています。猫同士の喧嘩、目に衝撃や異物が混入した時など、眼球に傷がついて水晶体が損傷したり、位置がずれたりすると白内障になりやすいそうです。
人間や犬の場合、白内障は両目同時に起こることが普通ですが、猫の場合は外傷が原因の場合は片目だけ白内障になることもあります。
猫の歩き方がおかしかったり、高い所に飛び乗ったりしなくなった、家具にぶつかるようになった場合は、猫の目の異常を疑ってみてもいいかもしれませんね。
出典:http://tetoan.com/cat-picture/birman/
猫も犬も人間も、白内障を薬で完治することはできません。初期段階の白内障の場合でも点眼薬で進行を遅らせることしかできませんから、早めに対策を立てることが肝心です。
進行が進み、生活に支障が出始めたら、外科手術するしか方法はありません。猫の白内障の外科手術は出来る動物病院もかぎられますし、必ずしも完治するとは限りません。
リスクも大きいですし、片目で25~50万円程度と多額な手術費用がかかります。飼い主は医師とよく相談してから決めたほうが良いでしょう。
いかがですか。猫の白内障。老化によってはめったにならない病気ですが、やんちゃで喧嘩することが多い猫の場合は、外傷により発症する可能性が高いかも知れません。万が一のために、動物保険に加入しておくのも良いかもしれませんね。
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