人間の場合は身長と体重を測って肥満度を測定できますが、猫の身長を測るのはなかなか難しいですよね。
そのためどうして猫は年齢に合わせて体重の平均値を探します。しかし、それでは愛猫が本当に肥満か標準体重なのかはっきりとは判りません。
一番簡単な猫の肥満を測る方法として、「背骨に触る」というやりかたがあります。
まず座っている猫の後ろから背骨に触ってみて下さい。すぐにゴツゴツした背骨の感触が判りましたか?
猫に限らず、痩せている動物の背骨はまるで恐竜の背中のようにデコボコしています。動物は人間もそうですが、余計な脂肪は背骨のゴツゴツの両脇に付きます。
いわゆるぽっちゃり体型の猫は、背中を触っても背骨のゴツゴツが飛び出した感じになりませんし、過度な肥満になると背骨よりも両脇の脂肪の方が盛り上がっていることがあります。
出典:http://matome.naver.jp/odai/2136487562361344401/2136491051272137703
愛猫が肥満かどうかは後ろ姿を見るだけでも測定できます。標準体型の猫の場合は、後ろ姿で座っている時、頭の幅からお尻の幅まであまりサイズに変化がありません。ビール瓶のようにストレートです。
標準的な体型なら、お酒のお銚子のような体型といえば判りやすいでしょう。首の下から腰の部分までのサイズがほぼ同じ体型になっています。
しかし肥満している猫の後ろ姿は、はっきりと頭の幅と下半身がかなりサイズに差があります。図形で描くと三角形がぴったりと当てはまる、そんな後ろ姿の猫の場合はあきらかに肥満。早急にダイエットさせることが必要です。
いかがですか。でぶにゃんは確かに可愛く、見ていると癒される存在ですが、過度な肥満は猫の寿命を縮めます。
猫の肥満は人間の肥満同様、糖尿病、心臓病、関節炎といった治りにくい病気の原因になります。
肥満の原因は運動不足と食べ過ぎですが、猫の食べ過ぎは歯石、歯周病にも関係すると言われています。
日本の都心部では猫は室内飼いが基本です。狭いワンルームで猫を飼う独身の猫系男子や猫系女子が増加していますよね。
猫の肥満が多いのは圧倒的に室内飼いの猫です。飼い主は猫が運動できるように、上下に動けるキャットタワーやお散歩などの工夫をしてあげて下さいね。
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