ライオンが32世帯を対象に、洗面所とトイレで使用している手ふき用タオルの取り替え頻度について実態調査を行ったところ(n=32、2012年)、洗面所のタオルは「毎日」取り替える家庭がもっとも多かったものの、約5割が「3日以上」使い続けているとの回答が!
その数字は、トイレになると、実に8割近くにも上っています。「もしかして衛生的には良くないのかも」と思いながらも、「替えどき」がわからず使い続けている人が多いようです。
そこで、次の3種類のタオルを用意。それぞれのタオルにどれくらい細菌がついているのかを調べてみることにしました。
① 洗濯したてのタオル
② 洗面所で3日間使用したタオル(手ふき回数39回)
③ トイレで6日間使用したタオル(手ふき回数50回)
すると…
②と③の使用済みタオルは、どちらも室温で一日放置して乾燥させているにも関わらず、こんなにもたくさんの細菌が発生していることが判明!!
さらにオソロシイことに、②と③のタオルでふいたあとの手には、タオルから細菌が移っていることがわかったのです!ハンドソープで洗って清潔になったはずの手が、タオルによって細菌まみれになってしまっているのですね。
(*1:一般細菌 *2:温度25℃、相対湿度50%)
このように、いったん湿ったタオルは長時間放置することで細菌が増殖し、乾いたあとでも細菌が残っている可能性大!一見汚れていないようでも、細菌の温床になっているかもしれません。
「湿ったら取り替える」を徹底すれば、毎日がすっきり気持ちいい♪家族みんなで習慣にしたいですね。
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