ライティングのお仕事というと、長文のコラムのようなものを思い浮かべるかもしれませんが、クラウドソーシングで募集されるライティングの中には100文字程度の短いものもたくさんあります。
Webサイトに掲載するための文章がパーツとして募集されることも少なくないのです。
ですから、初心者はそのような短い文章を書くことから始めるとよいでしょう。
もちろん、文字数の少ない案件は、長文の記事よりも1つあたりの単価は安くなります。
しかし、条件が厳しくないため、効率よく数をこなせるようになればそれなりに稼げるようになります。
ライティング作業は、文字数制限の中でいかに文法を守って、条件に沿った文章を書けるかが勝負になります。
文法と言っても特別難しいものが要求されるわけでありません。
小学校の国語の時間に習った句読点の打ち方や、接続詞の使い方など基本的なことができていれば大丈夫です。
また、スペースが限られるWeb上に掲載される文章のため、何文字以上何文字以下という文字数指定があるのが普通です。
最初はどの程度で何文字になるかがわかりにくくカウントに苦労するかもしれませんが、慣れてくると大体の文字数がわかるようになるため、作業も早くなるでしょう。
文字数が少ない文章ほど入れられる情報の量が限られるため、必要な情報をしっかり入れて、余分な情報でスペースをつぶさないようにすることが大事です。
慣れないうちは、少し長い文章を書こうとすると、文字数を増やすために余分な修飾語や情報で文字数を増やそうとしがちです。しかし、同じことが何度も繰り返されたり、ゴテゴテと飾り立てられたりした文章は、内容が薄くなります。
一度書いたら声を出して読んでみましょう。もし違和感があったら、文法的に間違っているか、必要な情報がうまく伝わらない文章になっている可能性があります。
1つ1つの文は拙くても、きちんと必要な情報が全体にちりばめられている記事は、読み手にとっては読みごたえがあります。
ですから、最初からテクニックを求めず、読者の欲しい情報をきちんと入れることをメインに考えて文章を書きましょう。エンタメ系やお役立ち系など好きな分野や得意分野があれば、自分が欲しい情報を集めながら稼ぐこともできますよ。
ライティングのお仕事では「第三者目線で書く」という指定がよく出てきます。
ブログの文章のように自分の考えを盛り込んだり、自分の意見を中心に話を展開したりしてはいけないというものです。
ライティングのお仕事を始める人の多くは、自分のブログなどで情報を発信した経験のある人のため、どうしても自分目線の文章を書きがちで、最初の頃は、「第三者目線」という指定の意味がなかなかつかめず苦労することが多いようです。
「○○すべきです」「○○にちがいありません」「○○だと断言できます」などというのが自分目線の文末ですが、よく使われる表現ですよね。これを「○○してはいかがでしょうか」「○○であることがうかがえます」「○○であることもうなずけます」のように少し変えるだけで第三者目線の文章に直すことができますから、ライティングのお仕事にチャレンジしてみて困ったときには思い出して使ってみてください。
意外と簡単?!興味がある方は一度ライティングしてみてください。
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