☆本場インドの超基本の料理テクニック☆ 『スタータースパイス』 をマスターしよう!!

☆本場インドの超基本の料理テクニック☆ 『スタータースパイス』 をマスターしよう!!
投稿日: 2015年12月4日 更新日: 2017年3月6日
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『スタータースパイス』は、料理の初めに油でスパイスを炒め、
スパイスのもつ薬効成分や香りを油に移す作業で、
インドにおける基本的な調理法です。

カレーの本場“インド”では、基本中の基本の料理テクニックです!


スパイスは、水でなく油に溶けやすい成分のものが、ほとんどです。
また、加熱することで、さらにスパイス本来の香りが引き出されます。


スタータースパイスをマスターすれば、
スパイスの香りが芳醇になりスパイス感が増し、
いつものカレーが、ワンランク☆上のカレーに仕上がります!


なんだか、難しそうに思えますが、手順は簡単!!
焦がさないように、注意するだけ!



しかも、今回は、量販店でも入手しやすいお馴染みのスパイスを7種類、
『 基本7スパイス 』 を使って作りたいと思います。

スパイスは、パウダー(粉)ではなく、『ホール(実)』を用意するのが、ポイント!!

本格的なスパイスの香りを楽しみましょう!!



では、さっそく作ってみましょう!

★材料 7つのスパイスの特徴と効能

< クミンシード >
 強い刺激的な香りとかすかな苦味と辛味が特徴
 ☆デトックスやアンチエイジング効果がある。


< ローリエ >
 強い甘い香りとほのかな苦みが特長。肉料理の臭み消しとして使われることが多い。
 ☆整腸作用や食欲不振の改善、鎮痛効果などがある。

< クローブ >
甘く濃厚な香りとしびれるような刺激的な風味が特徴
☆強い鎮痛効果と抗菌効果と消臭効果がある。

< 唐辛子 >
独特の香りと口の中がカッと熱くなるような辛さが特徴
☆発汗作用・食欲増進効果がある。

< マスターシード >
 独特の香りと鼻に抜けるような辛味が特徴

< シナモンスティック >
 若干の辛味と甘味を伴った独特の清涼感ある香りが特徴
 ☆整腸作用やコレステロール値と中性脂肪値の改善効果がある。

< カルダモン >
 甘くエキゾチックで、清涼感のある強い香りが特徴
☆発汗作用や健胃、胃腸刺激効果がある。

★作り方とスパイスの加熱加減

1)鍋などに、油を入れ、中火にかける。


2)選定したスパイスを入れる。

  (スパイス、それぞれの加熱目安)
    クミンシード …… シューッと泡が出る
    ローリエ   …… ほんのり褐色になる
    クローブ   …… 香りが出てくる
    唐辛子    …… 赤から黒へ色が濃くなる
    マスターシード …… 一定時間が経つと、一斉に弾けるので気を付ける。
    シナモンスティック …… シューッと音がし、香りが出てくる。
    カルダモン  …… シューッと音がし、粒が膨らんでくる。

3)スパイスが焦げる前に、カレーの諸材料を入れていく。
  (レシピのカレーを作り始めましょう!!)

★Q&A

 Q.加熱したスパイスは、取り出しますか?
 A.炒めたスパイスはそのままで、調理をしてください。
   インドの方はそのままスパイスを食べてしまうそうですが、
   調理後に取り出すか、食事の際に取り除いてください。
   もちろん、食べても大丈夫ですよ。

 Q.どんな油を使えばいいですか?
 A.サラダ油でOKです。


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