ボールに卵を割り入れ、砂糖を入れて泡立て器でぐるぐると混ぜて溶けたら、ふるった薄力粉+ベーキングパウダーを入れ、粉が見えなくなるまでしっかりとぐるぐると混ぜます。
別なボールに湯煎して溶かしたバターを最後に入れてぐるぐると混ぜて、お好みでリキュールやバニラエッセンスを加えます。
(リキュールは小さじ1程度であれば焼けばアルコール分が飛ぶのでお子さんでもOKですが、気になる方は省いてください)
☆焼き菓子の場合、スポンジケーキなどと違い、ぐるぐるとしっかり混ぜてグルテンを出します。滑らかな生地になったら、ラップをして冷蔵庫に入れて寝かせておきます。
型は「デコ型」というデコレーションケーキやショートケーキを作る丸い型を使用しています。
型に薄くバターやマーガリンなどを塗って、クッキングシートを型の大きさに合わせてカットするか、100均などでも売っているケーキ用の敷き紙を入れて、生地を流しいれます。
表面を軽くならしたら、カットしてスライスしたリンゴを写真のように並べて乗せます。
のせたときに少しだけ生地の中に入れて固定する感じです。
デコ型を使うと、出来上がったときにリッチな見た目に仕上がりますし、大きいタルトを焼いたような見た目になるのもお気に入り♪
もちろん型はお好みのものでOKです。
10~12cmのデコ型で作るのがかわいいですが、
15cmでもOK。
12cmのデコ型の場合は、34~35分程度、
15cmのデコ型の場合は、38~40分程度、
表面にしっかり焼き色がついて、竹串をさした時に生の生地がつかなければ焼き上がり。
☆小さなカップを使う場合は焼き時間20~25分程度になりますので、見た目の焼き色と竹串をさして焼きあがりを確認してくださいね。
焼けたら、ケーキクーラー(網)の上で冷まし、
冷めたら、リンゴの部分にはジャムなどを刷毛で塗って乾燥止めとつや出しを、生地の部分に粉砂糖をふるうとおしゃれなタルト風に仕上がります。
ジャムを塗るときに塗りづらい場合は耐熱容器にジャムを入れて、ふんわりラップをかけてレンジで10秒程度温めるとジャムが緩くなって塗りやすいです。
毎年クリスマスのシーズンに作るときは、このようにクリスマスのピックをさして、クリスマスケーキ風に♫
シンプルなケーキなので、デコで色々楽しめます。
お正月バージョンも。
こちらは獅子舞のピックと梅のクッキー、リンゴのスライスを皮を残したままさして、紅白のめでたいイメージを出してアクセントに。
上のリンゴがほんのり甘く、スライスなので食べるとしゃきしゃきもしつつ、生地がとってもしっとりします。
こちらはアクセントにピスタチオのスライスをのせたもの。
普段のお茶菓子では特にデコはせずに粉砂糖をふるってアプリコットジャムなどを塗って、仕上げるだけですが、これでも十分おしゃれなお茶菓子になります(^_-)-☆
焼き菓子なのでワンホールのままお土産に持っていきやすいのも気に入っています。
もともと焼きっぱなしのタルトが大好きで、頂きもののリンゴがたくさんあったときに、タルトを作るのは工程があってちょっと面倒だな、だけど何かおいしいリンゴのお菓子ができないかと考えたのがこのお菓子でした。
いろいろなリンゴのアレンジを試しましたが、見た目も味も満足のいくこちらの形に落ち着きました(^_-)-☆
生のリンゴをそのまま乗せて焼くのでリンゴがぐちゃっとせずにきれいに形が残るのもお気に入りのポイントです☆
リンゴは切ってしばらく置くと色が変わってしまうので、カットしたら塩水につけておくか(この場合はペーパーで水けをしっかりふく)乗せるぎりぎりにカットするといいと思います。
色々試した結果、一番見た目もきれいで、おいしくできるのはデコ型という結論に落ち着きましたが、型はお手持ちの型で何でもできます。パウンド型や、小さなマフィンカップなどで焼いてもOKです。
分量は10~12cmのサイズにしていますが、15cmのデコ型、通常のパウンドケーキで作る場合は材料をすべて×2にすればOKです。
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