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イエスを引き出す伝え方♡上手に伝える・書く技術を身につけよう

イエスを引き出す伝え方♡上手に伝える・書く技術を身につけよう
投稿日: 2015年11月16日 更新日: 2017年3月6日
閲覧数: 198
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「がんばる女性にゆるくリラックスできる毎日を」届けるウェブマガジン...
「どうすれば伝わる文章が書けますか?」

ライターの仕事をしていると、よくそんな質問をいただくんです。

「できることなら上手に文章が書けたらいいな〜」と思っている人は、老若男女問わず多いみたいですね。

わたしは、ライター歴が約6年なので長文を書くのが得意です。サービス業みなさんは、端的に伝える文章(お店の中のポップ、チラシ、DMなど)を書く機会が多いのではないでしょうか?

ということで今回は、短い言葉で上手に伝えるプロであるコピーライター佐々木圭一さんのベストセラー「伝え方が9割」をご紹介します。

断られないデートの誘い方に学ぶ、読まれる文章の書き

断られないデートの誘い方に学ぶ、読まれる文章の書き

本書の中では、「ノー」を「イエス」に変える方法があると書かれています。

気になっている彼(彼女)をデートに誘うとき、または自分が行きたい場所に友人を誘うときなんかでもいいんですが、“自分は興味があっても相手は興味がない”ことってありますよね。

「ノー」と言われてしまいそうなシチュエーション。それを「イエス」に変える方法があったら……?とっても嬉しいですよね。

「伝え方が9割」には「ノー」を「イエス」に変える、シンプルな方法が書かれています。

文章を書くときにも応用できることばかりなので、ご紹介しますね。

1.自分の頭の中をそのままコトバにしない

1.自分の頭の中をそのままコトバにしない

ステップ1としてやるべきこと。それは、ストレートに伝えるのをやめることだと本書には書かれています。

ストレートに言った方が伝わる場合もありますが、それでは伝わらなさそうなときは、少しでも伝わる可能性を高めましょうとのこと。

「デートしてほしいな」と思ったからって「デートしてください!」というのはNG。ちょっと立ち止まって、よりよい伝え方がないか、まずは“考えるクセ”をつけましょう。

文章を書くときも同じ。

「この本すごく役に立つ〜!」と思って「この本役に立ちますよ〜!だって、こうで、こうで、こうで……」とストレートに感想を伝えるだけじゃ、読者は興味を持ってくれないかも。

2.相手の頭の中を想像する

2.相手の頭の中を想像する

そこで本書には、相手がどう考えるかを想像しましょうと書かれています。
なんだか、あたり前のことのようですが……。案外むずかしいんですよね。
相手が「興味のない相手とデートしたくないな」と考えるなら、どうすればデートに行きたくなるかを考える必要があります。興味がなさそうなのに、強引に誘わないこと。
そのためには、他の情報を参考にします。本書に書かれているのは、たとえば「初めてのものが好き」「食べ物はイタリアンが好物」などの情報を取り入れることです。
文章にするときも同じですよね。
たとえば、カフェを経営しているとします。お店に来てほしいので、ブログを書いて、みんなに知ってもらって、来てもらおうとします。ブログにはどんなことを書けばいいでしょうか。
毎日ちがうコーヒーをおすすめしたいからって、コーヒーの情報だけを掲載して「ぜひご来店ください!」と毎日書いても、お客さんはこないかもしれませんね。
カフェのブログを読む人たちの頭の中は、どうなっているでしょうか。
「近所にカフェがあったら便利なんだけどな」、「おしゃれなお店を発掘したいんだよね」、「ケーキが美味しいカフェないかな?」など、興味関心はさまざま。
そんな人たちに響く文章を書けば、足を運んでもらうことができます。
だから、分析や市場調査って大事なんですね!

3.相手のメリットと一致するお願いをつくる

3.相手のメリットと一致するお願いをつくる

相手の頭の中が想像できたら(または情報収集できたら)自分がお願いしたいことと相手のニーズを一致させるだけ!

「デートがしたい」あなたと「初めてのものが好き」、「食べ物はイタリアンが好物」の相手のメリットが一致する言葉……。本書で紹介されているのは、こんな言葉です。

「驚くほどうまいパスタの店があるんだけど、行かない?(私とデートで)」

おお!これなら、相手がまだ分に興味を持っていない段階でも、断られにくそうですね!

文章でも、書き手の「これをおすすめしたい」、「これを伝えたい」、「これを買ってほしい」という想いに、読者のメリットを掛けあわせると効果的。相手の立場にたつからこそ、読まれる文章が書けるんですよ。

まとめ

そのほか「伝え方が9割」では「強いコトバをつくる技術」などが紹介されています。イラストや図も多いので、読みやすいですね。

本書を読めば、ちょっとしたテクニックで何倍も伝わりやすい言葉を使えるようになるはず。ぜひ参考にして、さっそく試してみてくださいね。


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