1:心配に思う行動や猫の様子を「動画」に撮ろう
言葉で獣医さんに話だけでなく動画も見せたほうが、より判断しやすくなります。これは認知症に限らず、色々な症状の場合に有効です。以下のサイトにどのような場合に動画を撮ると有効か、記載がありますので、参考にしてみてくださいね。
■三鷹獣医科グループ 小宮山典寛「撮影動画持参のすすめ!」
サイト:http://www.pet-hospital.org/guidance21.html
2:認知症に関心のある病院を選ぼう
実はペットの認知症は近年問題視されるようになってきた病気なので、まだ獣医師によっては関心がなかったり、知識があまりなかったり・・・といったことも実際にあるようです。
そうした場合、「もう歳ですから、このくらいは普通ですよ」などと言われ、薬を出してくれても認知症の薬ではなく、精神安定剤などで済まされてしまうそうです。
そこで、「認知症にかかった場合、認知症の薬を処方して貰えるか」等と聞いてみるのがオススメです。関心のない病院の場合、薬自体を仕入れていないこともあるからです。
人間でもそうですが、認知症は予防することができます。実際には何をすればいいのか、7つの箇条書きにしてみましたので、参考にしてみてくださいね。
1・コミュニケーションの時間を増やす(猫のストレスにはならないように)。
2・適度な運動・日光浴や、優しく話しかけながらマッサージをする。
3・食事の栄養管理やフードの適正量などをしっかり管理する(肥満の防止含む)。
4・清潔な環境を心掛ける(住居・トイレ・食器など)。
5・遊びにいろいろ変化を加えて、「頭を働かせる」ようにする。
6・睡眠を管理し、動作などを観察する(おかしいと思ったら動画を撮る)。
7・定期的な健康診断を受けるようにする(甲状腺機能亢進の検査含む)。
人間の認知症の症状が改善する介護の方法に「ユマニチュード」があります。「見つめる」「話しかける」「触れる」「寝たきりにしない」というものです。これは猫などペットにも当てはまります。認知症の改善だけでなく予防にもつながるので、覚えておきたいですね。
いつまでも元気でそばにいて欲しい“家族”だからこそ、こうした老後のことも真剣に考えて行きたいと思っています。
(記事 HALMODE)
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます