コスチュームによく使われている、ポリエステルなどの化繊混紡布地。乾きやすい、シワになりにくいなどメンテナンスのしやすさは抜群なのですが、透湿性に優れているなどの特殊な素材でない限りは、着ていて暑い!!という欠点もあります。10月末のハロウィンは、まだまだ汗ばむことも充分に考えられるので、子供達の着やすさを重視し、天然繊維 綿100%の素材を選びました。
天然繊維特有の、縫製後の洗濯時に起きる、縮みや歪みを未然に防ぐために、「地直し」をしておくと安心です。通常は、水通しをするのですが、洗濯機にかけて軽く脱水→陰干し→スチームアイロンで仕上げるのが簡単でオススメです。この一手間で、綺麗な形を保つことができます。
型紙には、市販の子供用の甚平の型紙を利用しました。インターネット上でダウンロードできるサイトもあるので、お子様にあったものをご使用いただくと良いと思います。
甚平(半袖&短パン)を忍者服に変身させるためには、袖と裾の型紙に紙を足して、長さを伸ばすだけでOKです。
裾や袖には、お好みでゴムを通してくださいね。
布に、先に手直しした型紙をあてて、チャコペーパーで印をつけていきます。
縫い代にそって、布を裁ちます。
2人分のパーツは、なかなか縫い甲斐のある量でした…
忍者服、本来は和裁(手縫い)で仕上げるのですが、今回は、短時間で2着分作りたかったので、ミシンで製作しました。
端を処理した正方形の布地(お子様の頭の大きさにあわせて調整してください)の一部を三角に降り、両側をつまむようにしてミシンがけしておきます。こうすることで、子供達が動いても、頭巾の形が崩れることなく、綺麗に保つことができます。
また、対角線の反対側には、80センチほどの長さの紐を縫い付けておくと、頭巾を首に固定するのにとても便利です。
なんとか完成しました。
両足に2本ずつ紐を縫い付けて、結びます。こうすることで、裾の煩わしさも軽減され、忍者らしさがアップします。
サンダルではなく、地下足袋か、草鞋を用意すべきでした。
忍者姿で、お城や城下町を散策してみました。忍者気分で楽しそう♪
購入すると高価な忍者服も、問屋街で布地を購入したお陰で、材料費は2着分で1000円で済みました。洋服を作るのは一仕事ではありますが、子供のサイズに合わせながら形にしていく過程はとても楽しいもの、達成感抜群です。
刀は、昨年末に、ダイソーで購入したものを使用しています。刃にシルバーのカラーテープを巻いて、より本物らしくアレンジしたのは長男のアイデアです。
ブログにて、暮らしのアイデアをご紹介しております。遊びに来ていただけましたら嬉しいです。http://ameblo.jp/megumiki3/
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