「はい、まずはご家庭のTVから録画番組を選んでまいります。」
「先生、DVDではないんですね~。」
「一緒に作りたくないのは1~3歳くらいのお子さんですからね、DVD全編を集中して見るにはまだ幼いんですね。途中で、”あれお母さんは?あ、コロッケ手伝う~”ってことになっちゃうんですね。」
「なるほど~。録画番組を選ぶコツなんかありますでしょうか。」
「30分くらいの番組がいいですね。お兄さんお姉さんの歌番組なんかだとコーナーが細切れですからね、途中で”あ、コロッケ手伝う~”ってことになっちゃいますからね、ノンストップのアニメなんかがいいですね。CMを挟む場合は、CMも夢中になっちゃう様な番組がいいですね。」
「先生、それでも、手伝う~、となった時は?」
「1歳くらいでしたらね、炊飯器のスイッチ押さしてですね、”ご飯炊けたの~!えらいね~!ありがとね~!”と大げさに言ってみるといいですね。上手くいけばまたTVに戻ってくれるかもしれませんね。」
「2歳~3歳のお子さんはどうしましょう?」
「できることならですね、”お手伝いしないのが一番のお手伝いよ”なんてぶっちゃけたいところですけどね、これ言っちゃうとですね、コロッケどころじゃなくなっちゃいますからね。それにこれけっこう後から反省して母として自分も落ち込みますからね、ここはぐっとこらえましょう。」
「それでは、この場合お手伝いしてもらうんでしょうか?」
「仕方ないですね。なんとか誘導してパン粉の部分のみを担当してもらいましょう。粒子の細かい小麦粉よりはましなんですね。こねこね丸め→小麦粉→卵→パン粉と全工程させようと思わないことがポイントですね。」
「先生、もし途中でグズグズになってわやくちゃになってイライラになっちゃった場合、これどうしましょう?」
「その時はですね、大丈夫ですよ。旦那様にですね、〝ごめん!今夜はご飯食べてくるか、何か買って帰ってね。”とメールしましょう。バタバタのわやくちゃの中コロッケを作って、食べさせて、ギャン泣きされながらお風呂にいれて、抱っこで寝かしつけ、やっと寝た!って時に帰ってきて、無邪気にビールでコロッケ食べて、何の感想もなかった場合ですね、これ相当イライラしてしまいますからね、そのコロッケ、誰も幸せになれませんからね、これもう作らないでメールした方がいいですね。メール文の最後に泣顔の絵文字なんか入れとくと状況察してもらえるかもしれませんね。」
「なるほど~。自分と子供の食事はどうしましょう?」
「大丈夫ですよ。テンパりが落ち着いた頃に、コロッケタネにチーズでものせてトースターで焼いちゃって食べましょう。旗でもたてとけばいいですね。後は納豆ご飯でいいですね。こんな日は、タネの中のジャガイモと玉ねぎはもう立派な”野菜”と数えて胸はってて大丈夫です。あの伊達公子もですね、きゅりのきゅうちゃんのCMで”野菜を食べよう!”って堂々と言ってましたからね、大丈夫です。あとはですね、タネをちょっと残しておいて、翌日食パンにのせてチーズと焼いて夫に出せばもうこれ120点ですね。」
「なるほど。あとは先生、わやくちゃになってしまったお部屋の片づけはどうしましょう?」
「大丈夫ですよ。子供の泣き声の中見る散らかった部屋はこの世の終わりに見えますけどね、これ落ち着いてからその気になったら10分あれば十分片付きますからね、とりあえずそのまま置いとおきましょう。そのままの状態で寝かしつけて、寝落ちしそうになったら、もう寝ちゃいましょう。その後のことはこれ旦那様のキャラにもよりますけどね、朝起きてこれ片付いてたら心満タンになりますよね。でも片付いてなくても大丈夫ですよ、この世の終わりじゃないですからね。10分無心になれば意外とすぐ片付きますからね。その10分は、たくみお姉さんでなんとかなるでしょう。」
「先生、今日の”子供と作らないコロッケ”、ポイントは?」
「子供と作らない、そうですね、もっと言っちゃえば、もう作らなくてもいいかもしれませんね。」
「なるほど!今日は、”子供と作らないコロッケ”でした。是非ご家庭でもお試しください。」
玉ネギ子、どうにかこうにか、作りました。笑
たわら型の方はカレー味にしてキャンディーチーズを中に入れました、とさ。
長文を読んで頂きありがとうございました!
子供と一緒に作らなきゃっプレッシャーは、大変な時期は堂々と笑って跳ね飛ばしちゃえ!という思いを込めて書きました。笑
日々のハンドメイド、育児アイデアを綴っています♪
http://ameblo.jp/mamaouenbroccoli/
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