「フラワーアイスキューブ」とは色とりどりの花々を、美しいうちに氷の中に閉じ込めた氷のことです。この中に入れる花はエディブルフラワー(食用花)。高級なレストランの前菜に使われたり、最近ではこの花を使ったケーキが話題になったりしていましたね。エディブルフラワーにはバラ・パンジー・カーネーションなどたくさんの種類があります。ただ、これらの花を凍らせる際にはいくつかの注意点があります。
・必ず食用として販売されているものを使いましょう。食べられる種類のお花でも、お花屋さんで売られているものは農薬などを使用しており、食用には適していません。
・製氷皿に入るような、小さめのものを選びましょう。
・野菜と同じように、水または薄い食塩でさっと洗い、ガクは取り除きましょう。
ちなみに、花にもよりますが、香りはしますが味自体はあまりしません。
では早速フラワーアイスキューブ作りにLet’s try!
準備物はたったの3つ☆
・エディブルフラワー(どんな種類でもOK)・・・2種類
・製氷皿・・・1個
・水・・・適量
今回のエディブルフラワーはデパ地下の野菜冷蔵コーナーで購入しましたが、通販などでも買えますよ。
1.水を煮沸して冷却し、蒸留水を作ります。
煮沸することで、透明度の高い氷ができやすくなります。
2.製氷皿の半分くらいまで1を入れ、その上に洗った花を浮かべ、いったん冷凍庫でゆっくりと冷やし固めます。
急速に冷やさず、ゆっくりと冷やすのがポイントです。
3.半分凍ったら、残りの半分にも1を入れ、再び凍ったら完成!
先に半分凍らせてから、さらに残り半分にも水を加えることで、花の位置を中心に安定させることが出来ます。
出来上がったものをまずはオーソドックスに炭酸水の中に浮かべてみました。
いつもだと透明一色なのが、フラワーアイスキューブを入れたことで、コップの中で花がパッと咲いたように華やかになり、とっても涼しげですよね。
だんだん氷が溶けて、そこから花が顔を出していく様子もまた楽しい♪
こんなステキな氷をドリンクだけに使うのはもったいない!ということで、夏を代表するあの料理の彩りにも使ってみました☆
材料は最後をご覧下さい。
1.そうめんを茹で、茹で上がったらざるにあげ、冷水で洗いしめます。
2.1をお皿に盛り、その上にフラワーアイスキューブを飾れば完成!
フラワーアイスキューブを飾ると、何の変哲もないそうめんもぐっと華やかになりました☆つゆの方にもフラワーアイスキューブを入れると、こちらもまたパッと明るい印象に。氷が溶けて出てきた花はもちろんそうめんと一緒に食べられます!他の食材がなくてもこれだけで華やかな気持ちになれるので、もしかしたらちょっとしたダイエットにもなるかも!?
人が集まる機会が多い夏休みに、たくさんの料理でおもてなしするのも良いですが、フラワーアイスキューブを使って見た目で華やかに演出してみるのはいかがですか?きっとそれだけで盛り上がりますよ!
また、アイスキューブには花だけでなく、フルーツやハーブなどを入れてみたり、色々な花を組み合わせたりと、とってもアレンジしやすいので、ぜひ自分だけのステキなアイスキューブを作ってみて下さい♪
花はもともと、植物が子孫を残すためにたっぷりと栄養を注ぎこんで咲かせます。なので、ビタミンAやC、ミネラル類、食物繊維などを中心に、様々な栄養素をバランスよく含んでいます。花によっては野菜より栄養価の高いものもあるんですよ。
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