子どもをつい叱りすぎ…どうやったらうまく伝えられる?

子どもをつい叱りすぎ…どうやったらうまく伝えられる?
投稿日: 2015年7月18日 更新日: 2017年10月28日
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ベビモ冬春号の表紙は近藤千尋さん♡ ベビモは3月、6月、9月、12月...
子どもをつい叱りすぎてしまったり、何をするにも「早く早く!」と言って急かしてしまうことってありませんか?本当は心穏やかに子育てしたいのに…そんな子育てのお悩みを、『森のイスキア』の初女おばあちゃんに伺いました。


Q.子どもをつい叱りすぎてしまいます。どうやったら、うまく伝えられますか?

A.感情を入れないこと。言葉の工夫やタイミングも大事です。
『感情が先になって叱っている、すんだことをいつまでも叱っている、こういう場合が多いですね。子どもが悪いことをしたとしても、まずは受け入れる。受け入れると、何がそこに起こっているのかわかりますからそうしたら、それにふさわしい言葉でささえてやるとよいでしょう。話すときも言葉の工夫やタイミングが大事です。感情を入れずに、ゆっくりと話し合うといいのです。それがうまくいくといいけれど、悪くすると大人もいやなものになります。私はとにかく叱られるのがいやでした。それなのに息子を叱って育ててしまったことは、いまも私の中でいやな感情として残っていますから、読者の方にはそのようなことがないようにしてほしいですね。』

Q.何をするにも遅い!つい早く早くって言っちゃいます。

A.早くできる方法を大人が見せてあげましょう
『敗戦後70年、能率や効率が重視される世の中になり、すべてが早くなり、生活そのものが変わってきています。若い人に「なぜ急ぐのですか?」、そう聞くと「急がないと遅れるから」と答えます。でも何事も急がず心を落ち着けて、ゆっくりやったほうがうまくいくんですね。ただ周りに迷惑がかかるほど遅いのなら、大人が早くする方法を見せてあげるとよいでしょう。大人の生活が、すべて子どもの生活にでてきますからね。』

Q.仕事に本格復帰したいけれど、子育てと両立できるかどうか不安です

A.片方に偏らないように様子を見ながらすすめていきましょう
『亡くなった主人は常に「人は人で磨かれる」と言っていたので、私も子どもが小学校にあがってからは、いろいろな仕事で外にでていましたね。家庭の中心はお母さんですから、外の仕事に比重を置きすぎて、家庭がおざなりになっていしまうのは考えもの。両方の調和をとって進められるように、うまく工夫してください。うまくいかないときは、お休みも必要です。』

コツ・ポイント

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