
この歌は、決してただの子ども向けアニメの主題歌ではありません。
ドラマ『あんぱん』が描く、人のやさしさや生きる力~!そのメッセージは、『アンパンマンのマーチ』の歌詞にも深く重なります。
実はこの歌、とても哲学的で、大人の心にこそ刺さるものがあるのです。
知っている人も多いフレーズですが、
『アンパンマンのマーチ』 (作詞:やなせたかし/作曲:三木たかし/歌:ドリーミング)には、
「そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも~!」
の歌詞が大人にも刺さるっ!と思いませんか?『あんぱん』のドラマを見た後に聞くと、メッセージ性がある曲だと改めて、ひしひしと感じましたよ。
ドラマ『あんぱん』と『アンパンマンのマーチ』の2つの共通点は、
「本当の正義とは、困っている人のために行動すること。そして、正義の味方とは、傷つきながらも前を向いて歩いていく人のことなんだ」
そんな力強く、優しいメッセージが込められている?!
実は、『アンパンマンのマーチ』は、やなせたかしさんが円熟の年齢で書いた詞だそうです。
人生の苦しみも喜びも、すべてを経験してきた人だからこそ書けた、深くあたたかな"応援歌"なんです。
『アンパンマンのマーチ』だけでなく、『手のひらを太陽に』も、やなせたかしさんが作詞した、深い愛と勇気のメッセージが込められた名曲なんです。
とくに『手のひらを太陽に』は、私自身ずっと好きだった曲で、「なんて素敵な歌詞なんだろう」と思っていたんです。
最近、この名曲が、やなせたかしさん作詞と知り、心から納得しました。ドラマ『あんぱん』のテーマとも、まっすぐにつながっている気がして…。
『手のひらを太陽に』(作詞:やなせたかし/作曲:いずみたく)は、冒頭の歌詞は、きっと多くの人の記憶に残っているはず。
「ぼくらはみんな いきている
いきているから うたうんだ」
この歌も、子ども向けのようでいて、『アンパンマンのマーチ』と同じで、実はとても深いメッセージが込められています。
ドラマ『あんぱん』の主人公もまた、戦後の混乱、苦しみ、涙の中から、それでも笑顔を取り戻そうとする。ドラマ『あんぱん』のたかしを通して、やなせたかしさんの人生を知りました。
ドラマの中で描かれる、やなせたかしさんの人生。戦争に行き、飢えで命を落としかけたこともありました。そんな極限の中で、お父さんが夢枕に現れて語りかける場面がありましたね。
あのシーンは、名優・二宮和也さんの演技もあって、胸にぐっとくるものがありました!
ドラマ『あんぱん』では、戦争が終わった後、これまで信じていた「正義」とは何だったのか?それは本当に正しかったのか?と、のぶさんは深く思い悩みます。
やがて彼女は、教師を辞め、新たな道へと歩み出します。それは、「本当の正義とは何か」を、自分自身の人生で問い続けていく道でもありました。
のぶさんの婚約者(戦争から戻ってから病院で病気で死亡する)、のぶさんの妹の好きだった人(戦死する)ほか、色々な配役が演じるシーンも見ていて心がつらくなりました。
戦時中には、どれだけの人が、愛する人との、愛の糸が引き裂かれたか、絶望したか。
戦争や混乱の時代を生き抜きながら、「本当の正義」や「表現の力」を信じて前に進む姿を描いていましたね。
そんな問いを真正面から描いたドラマは、そう多くはありません。だからこそ、この作品には、大きな意味があると感じています。
きれいごとだけでは語れない時代の中ですが、私は、世界中の人に見てほしいと、心から思いました。
世界中の人に、やなせたかしさんのメッセージが届いてほしい~!
見えないけれど大切なものが、やさしく広がっていったらいいな、と願っています。
私もさっそく、素朴なあんぱんを焼いて、身近な大切な人に届けてきましたよ。
ドラマの続きが気になります。まだ、見ていない方は、ぜひ見てみてくださいね!
この小さな発信が、どこかで誰かの喜びになったり、心をふっと軽くするきっかけになれたらうれしいです。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
『アンパンマンのマーチ』だけでなく、実は『手のひらを太陽に』も、やなせたかしさんが作詞した、深い愛のメッセージが込められた名曲なんです。あたりまえのように続く日常が、どれほど尊いか。自分の命にも、誰かの命にも、輝く光が宿っていること。あたり前と思えていた小さなことも、実は、奇跡に近いことで、尊いもの。みんな本当は仲間なんだ。
『争いは、それぞれが信じる「心の正義」がぶつかり合うことで生まれることもあります。戦争のない世界に、戦争のない未来になるといいな』
あなたには、どのように伝わってきましたか?
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます