
今回、絵を描く材料として必要なのは…なんと重曹!どこのスーパーでも手に入る、ごくごく普通の重曹です。これをどうやって使うのか、さっそく作り方を見てみましょう。
1. 重曹とアクリル絵の具とボンドを、2:1:1の割合になるように紙コップの中で混ぜてペーストを作る。
【ポイント】
●しっかり計る必要はなし!使う絵の具やボンドの水分量によっても微妙に配合が変わってくるので、『ゆるめのソフトクリームくらい』のモッタリ感になるように微調整してください。
●1色でも良いですが、2~3色のペーストを用意しておくとより楽しめます。
2. 作ったペーストを、豪快にキャンバスの上に乗せる。
3. スプーンで好きなようにペーストを伸ばす。
【ポイント】
この時の伸ばし方で、絵の質感や雰囲気が決まります。鱗のような細かい模様を作ってもみるも良し、ぐるぐる渦巻き模様を作ってみるも良し。好きなようにやってみて下さいね。
4. 乾かす。
夏場の日向だと1時間ほどで乾きます。
触ってみて、ペーストが手に付かなければOK!
パッと見は油絵そのもの!
表面の凹凸が光の当たり方によって表情を変えるので、見ていて飽きないし、どんな風に作ってもオシャレ。絵に自信が無い人でも素敵な作品が出来ます。
こちらはモネの「睡蓮」ぽい色合いで!
色によってガラッと雰囲気が変わるので、ぜひお好きな色でやってみてください。
このアクティビティ、もったりしたペーストの感触がとっても楽しいので、小さなお子さんの豊かな五感を育んでくれる「センサリープレイ」としてもおすすめです。
■乾燥時間を除くと、制作にかかる時間は10~15分程度と、とっても簡単!
■「重曹アート」とも呼ばれるこの方法、一般的には重曹と絵の具だけで作ることが多いですが、完成後に剥離しやすいという問題点がありました。そこで今回、ボンドを一定量加えて、剥離しづらいレシピを考えてみました。
■油絵の画材は高価で、独特の匂いもあるし、さらに乾くのにも数日を要するので、一般家庭で挑戦するにはちょっとハードルが高め。でもこの重曹を使う方法なら、全ての材料が100均かスーパーで手に入るので、どなたでも気軽に「油絵のようなアート」を楽しめます。ぜひ試してみて下さいね。
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