
・蜜蝋は熱に弱く、60℃以上の高温で溶けてしまうので作る際のアイロンは低い温度で。エコラップを使う際にも電子レンジは使えません。
・レモンなどの果物で酸性のもの、生魚や生肉、油分の多いものや匂いのつきやすいには使わない方が良いようです。
・洗う時は水かぬるま湯で優しく洗い、干す際は直射日光の当たらない所で乾かすのが好ましいようです。洗剤を使う場合も薄めた洗剤で丁寧に洗うのがお勧め。
・蜜蝋は蜂蜜を採った後の巣を精製したものだそう(蜜蝋パッケージ裏面に記載)。ハチミツの成分が入っているので1歳未満のお子さんのいるご家庭は使用することを避けて下さい。
以上のことを頭に入れながら、お気に入りの布地で作っていきます。
今回はセリアで一目惚れした和柄布。
和柄のエコラップ(ミツロウラップ)はあまり見掛けないので、母にプレゼントしても喜ぶだろうな〜と思いました。
ダイソーで少し前に蜜蝋を購入してあったので早速作りたいと思います。
まずは布地を洗って干します。
※食品に使うものなので洗う事をおすすめします。
布地を20cm×20cmに裁断します。
裁ち目かがりをします。『G』と書かれたおさえを使いぐるっと一周縫います。※布地を引き抜く時は必ず後ろから引くようにして下さい。
布地の重さをはかります。今回は6gでした。
蜜蝋は布地の重さの3倍の量にすると良いようですが、用意した布地の種類によって蜜蝋の量を調節すると良さそうです。蜜蝋は後から足す事ができるので、まずは布地の重さと同量の蜜蝋を用意しました。
アイロン台に新聞紙、その上に半分に折ったクッキングシートを置きます。
クッキングシートを開いて布地、上から蜜蝋をパラパラと載せます。
クッキングシートを被せ、アイロン(低・中温辺りで)蜜蝋を溶かします。※アイロンは上から押さえるようにして下さい。
クッキングシート越しでも蜜蝋が溶けたかどうか確認することができます。
冷めたらクッキングシートをめくります。
色の濃い部分は蜜蝋が染み込んだ所、色の薄い箇所があれば蜜蝋を追加し、同じ作業を繰り返します。
できあがったので小包装のお菓子を包んでみました。折り紙を折るような感覚で包めてとても面白いです。
前日に布地を選んで洗っておけば作業はスムーズになります。お子さんが選んだ布地で作れば、祖母にあたる母は嬉しさも倍増するかもしれませんね。「どの大きさにするか」「形は四角にするか丸にするか」使いやすい形や大きさで作ってみると良いかと思います。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます