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【4月の“摩訶不思議で怖い”雑草】お子様注意!ついに咲いた不死鳥錦の花を紹介!やっぱりキモイッ~!

【4月の“摩訶不思議で怖い”雑草】お子様注意!ついに咲いた不死鳥錦の花を紹介!やっぱりキモイッ~!
投稿日: 2025年4月10日 更新日: 2025年4月10日
閲覧数: 21,926
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日常の小さな喜び(宝物)を大切にしながら暮らしています。大阪出身の...
2月、道端で見つけた気味の悪い雑草~→その正体は「フシチョウニシキ(不死鳥錦)」でした。
調べてみると、気味悪さの原因は蕾の状態であり、実は春に花が咲く植物だと判明。そして桜が咲き始める4月、再びその場所を訪れると…なんと本当に花が咲いていました!

今回は、このちょっとヤバい植物「フシチョウニシキ」の特徴と、ついに開花した花の様子をご紹介しますね!

この植物は「フシチョウニシキ(不死鳥錦)」です。別名「ゴクラクチョウニシキ(極楽鳥錦)」

この植物は「フシチョウニシキ(不死鳥錦)」です。別名「ゴクラクチョウニシキ(極楽鳥錦)」

フシチョウニシキ(不死鳥錦)は、ベンケイソウ科カランコエ属の常緑熱帯性多肉植物です。

この植物は、コダカラソウ(子宝草/子宝弁慶)とキンチョウ(錦蝶)を交配して生まれた「不死鳥」の斑入り品種です。
写真は、雑草のようにたくましく育っていた2月の様子で、大きな株に蕾がついている状態を撮影したものです。

カランコエ・不死鳥は、「不死鳥錦」と同じく斑入りの品種で、葉の縁に小さな子株がびっしりとできるのが特徴です。
その子株が地面に落ちて根を張り、どんどん新しい芽を出して広がっていきます。まさに名前の通り、「不死鳥」のように何度でも再生し、絶え間なく増殖を続ける生命力を持っています。

開花期は11月から6月ごろまで。茎の先から長い花茎を伸ばし、先端に花序をつけて蕾をつけ、やがて可憐な花を咲かせるようです。

桜が満開の頃に、もう一度見に行くと…

桜が満開の頃に、もう一度見に行くと…

このようなお花が開花していましたよ!

このようなお花が開花していましたよ!

蕾の時点でも少々不気味だったのですが、いざ開花してみると…なんと、蕾からニョロッと何本も伸びるように花が咲いていて、これがまたインパクト大!

確かに美しいんですが、どこか妖しげで不気味な雰囲気もあって…目が離せませんでした。

確かに美しいんですが、どこか妖しげで不気味な雰囲気もあって…目が離せませんでした。

うつむき加減で下を向いて、一斉に開花する姿も、なんだか、気持ち悪く感じましたよっ!

お花のアップ!

お花のアップ!

1つ1つの花だけ見ると、普通なんですが…。

もこもこ一斉に開花したものは、キモイッ!妖怪感あり!増殖する特徴があるためか、カランコエ・不死鳥の花言葉は「子孫繁栄」です。

もこもこ一斉に開花したものは、キモイッ!妖怪感あり!増殖する特徴があるためか、カランコエ・不死鳥の花言葉は「子孫繁栄」です。

子株がポロポロと落ちては根を張り、どんどん増えていく様子は、“繁栄”や“賑わい”の象徴ともいわれています。
そのため、開店祝いや周年祝いなど、「たくさんの人が集まりますように」という願いを込めたいシーンにもぴったりの植物なんだそうです。

また、仕事運アップにも効果があるとされており、“幸運を呼び込む植物”としても知られていますよ!

こちらは、今から開花を待つ蕾の状態です。

こちらは、今から開花を待つ蕾の状態です。

葉っぱも花も不気味ですよ!見た目通りやっぱり、注意点もあります!

葉っぱも花も不気味ですよ!見た目通りやっぱり、注意点もあります!

ただし注意が必要なのは、誤って多量に摂取してしまうと、手足のしびれや腹痛などの症状が出ることがあるという点。
特に、小さなお子様やペットがいるご家庭では、口にしないよう十分に気をつけてくださいね。

今度は、この植物の葉にびっしりとつく小さな子孫たちを、じっくり観察してみたくなりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

この情報が、どなたかのお役に立ったり、ちょっとした喜びにつながれば嬉しいです。
植物の魅力や不思議を、これからもゆるりとお届けしていきますね。


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