BASE BREAD ストロベリー、BASE BREAD ミルク

寒暖差が激しすぎたこの冬。まだまだ続く冬場から春先にかけて続く「冬バテ」労わりケア方法をご紹介

今年の冬は寒暖差が激しく特に3月はすごかったですよね。
寒暖差の影響により、「肩こり」「なんだか疲れが取れにくい」、「寝つきが悪い」など感じたことがある方は多いのではないでしょうか。
それは「冬バテ」と呼ばれる、冬に生じる漠然とした心身の不調です。
もう3月ではあるけれど雪が降ったりとまだまだ「冬バテ」はありそうです。

そこで今回寒暖差が激しい冬場から春先にかけておすすめな「冬バテ」対策方法を管理栄養士の岡田明子先生 ご監修のもとご紹介します。

岡田明子先生 URL:https://www.instagram.com/akiko_okada_nslabo/

■寒暖差による自律神経の乱れから起こる「冬バテ」
「冬バテ」は、冬は朝晩の寒暖差に加え室内外の気温差が大きいため、身体が急激な気温の変化に対応できず、自律神経が乱れることにより起こる体調不良です。また、気温が下がり体が冷えると、交感神経が優位になります。すると腸管の運動が抑えられ、血管が収縮して腸に向かう血液量も少なくなるため、腸の働きが悪くなり「停滞腸」になってしまいます。
また、体内のセロトニンが低下すると、神経のコントロールが不安定になりバランスを崩すことで攻撃性が高まったり、不安やうつなどの精神症状を引き起こすといわれています。セロトニンは、食べ物から直接取ることはできないため、体内で合成する必要があります。
その材料となるのが「トリプトファン※」と「ビタミンB6」です。トリプトファンは、セロトニンの材料となり、ビタミンB6は、セロトニンの合成を助けてくれます。女性のホルモンバランスの乱れなども冬特有のバテ要素になります。
※「トリプトファン」はたんぱく質に含まれるアミノ酸の1つ

■手軽にできる“冬バテ”対策!日常生活で気を付ける食事と体調編
①食事編:ビタミンB・ビタミンC・鉄分などが特に不足しがち!バランスを意識した食事
人は、寒さを感じると、体内では熱を作り出すために交感神経を働かせ、ビタミンB1やB6を消費します。また、エネルギーを作り出す糖・たんぱく質・脂質の代謝にも関与している為、冬場はビタミンB群の消費量が増える傾向にあるのです。
1日の栄養バランスを考えて食事を摂ることが基本ですが、なかなか栄養素を意識した食事をとることは難しいのが実状です。
コンビニやスーパーで手に入る“完全栄養食”を活用することも一つの手。自炊だけでは賄いづらい栄養素をバランスよくとることができるため、食事の選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

②体調編:血行が悪くならないよう体を温め「体温調整機能」を整える
寒暖差の激しい冬場から春にかけては湯船にゆっくりと浸かるのがおすすめ!
38度から40度程度のお湯に、体がしっかりと温まるまで浸かるのがベストです。

■忙しい時こそ「朝食」で不足しがちな栄養素を補い、腸と自律神経を整える
自律神経が乱れる冬。忙しく朝食を抜いてしまう方も多いですが、朝食をとることで自律神経が休息モードから活動モードへとスイッチが切り替わり、体のリズムが整います。さらに、食べ物が胃に入ることで代謝も上がるため”冷え症対策“にも効果があります。1日3食バランスの良い食事をとることは大事ですが、まずは腸をしっかり動かし自律神経を整えるため朝食がとても重要なのです。
朝食に必要な栄養素としては「炭水化物(糖質)」「タンパク質」「ビタミンB群」「食物繊維」「カルシウム」と「ビタミンD」などがありますが、「タンパク質」「ビタミンB群」 「食物繊維」は現代の日本人に特に足りていない栄養素でもあります。
また前段でお伝えしたセロトニンをつくる「トリプトファン」と「ビタミンB6」も朝食で補うことがとても大事です。

そこで今回、朝の時間が限られている中で、栄養バランスのとれた朝食を準備するのが難しい時に手軽で栄養を摂取できる完全栄養食の「BASEFOOD」のBASE BREADのストロベリー味とミルク味を試してみました。