![【予約必須】明治17年創業。銀座の真ん中で手作りして売り切る「文豪も愛した逸品」](http://img.kurashinista.jp/get/2025/02/05/a5cc7badcde256d45e9d2744ca6cbcfb.jpg?size=700?v=1)
一泊二日の東京出張が決まった夫。
夫は決まって、東京へ行く際は自宅へ持ち帰る東京土産を何にするか、事前に念入りなリサーチをします。
何やら、今回は「もなかを買ってくる」との情報だけを残して家を出た。
夫の出張ニ日目のちょうどお昼時、夫からのLINEが届く。
「無事にゲット」
「10分で買えた」
そして、この写真が添えらていました。
“空也もなか”
明治17年創業、銀座に店を構える老舗和菓子店。
どうやら彼は、お昼休みを利用して訪れたよう。
こちらの代表菓子は、もちろん「空也もなか」。言わずと知れた東京を代表する最中なんだとか。
お恥ずかしながら、福岡在住の私は存じ上げておりませんでした。
その最中というのが、手作りへのこだわりから銀座の1店舗のみでしか販売しておらず、ネット販売などもいっさい行っていないそう。
つまり、店舗へ足を運ばなければ手に入れることができないということです。
夫から送られてきた写真を元に、空也もなかについて調べていると…
なにやら、予約なしでは買えないとの情報ばかり。しかも、前日の予約でも買えないことも多々あるとのこと。
夫よ、お昼時にどうやって手に入れたのかい?
帰宅した夫は“空也もなか“を、数箱ほど手にしていました。
どうやら、出張の数日前に電話予約していたとのこと。(いつも思うのだが、夫の東京出張への意気込みがすごすぎる。笑)
自宅用と化粧箱、木箱から選べるそうですが、我が家には自宅用をチョイスしたようです。
自宅用とは言え包み紙に風情があり、このまま手土産としてお渡しすることもできそう。
包み紙を開けると、白い箱でした。
さてさて、気になる中身を見ていきましょう!
ワクワクしますね〜。
可愛らしいことでしょう。
そして、美しい。
愛嬌のあるシルエットですが、凛とした雰囲気も漂っています。
この香ばしい香りは、「焦がし皮」という特徴が故なのでしょうか。
形は「ひょうたん」をイメージしているそう。
いただいてみると、皮がパリパリでほろ苦。
小豆と砂糖だけで作られたというシンプルな餡に絶妙にマッチしているように感じました。
原材料のシンプルさが、いさぎよい。
あっぱれです。
歴史も丁寧に綴られていました。
賞味期限について、それから地図も。
保存料や添加物は使用していませんが、一年を通して常温で1週間の日持ちをするそう。
保存のポイントも丁寧に説明されていました。
日本の美学そのものを感じることができる、そんな最中。
機会がありましたら、ぜひお試しいただきたい。くれぐれも予約必須です。
時間がたつと皮がしっとりし、ひとあじ違った最中も愉しむことがでしました。
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