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もみじの剪定時期や剪定方法【育て方ガイド】紅葉

もみじの剪定時期や剪定方法【育て方ガイド】紅葉
投稿日: 2024年12月6日 更新日: 2024年12月5日
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植木屋革命クイック・ガーデニングは『庭木1本から頼める』創業20年の植...
今回はもみじ(紅葉)の剪定時期と剪定方法についてご紹介します。

もみじは樹液の活動期が他の木と比べて早く、2月には活発になります。このため、剪定は落葉後すぐから1月いっぱいまでに終わらせる必要があります。

1. もみじ(紅葉)の剪定時期

1. もみじ(紅葉)の剪定時期

・秋から冬
最適な剪定時期は、もみじが休眠期に入る11月から1月までです。この時期は葉が落ちて枝が見えやすく、剪定がしやすいです。また、樹液の流れが少ないため、剪定によるダメージを受けにくいです。

・春から夏
5月から7月頃にかけて軽めの剪定を行うことが可能です。この時期は風通しを良くするための「透かし剪定」が主になります。ただし、樹液が活発に流れているため、大胆な剪定は望ましくありません。

2. もみじ(紅葉)の剪定は必要?

2. もみじ(紅葉)の剪定は必要?

もみじは比較的成長が早く、年間で約30cm程度成長することがあります。特に根がしっかり張ると成長が加速します。定期的な剪定で適切なサイズを保ち、美しい樹形を維持します。そして剪定により風通しが良くなり、病害虫のリスクが減るため剪定は必要不可欠です。

3. もみじ(紅葉)の剪定に必要な道具

3. もみじ(紅葉)の剪定に必要な道具

≪必要な道具≫
・剪定ばさみ:細かい枝を切るために使用します。
・植木ばさみ: 細かい作業や形を整えるのに使います。
・ノコギリ:太い枝を切る場合に必要です。
・刈り込みばさみ: 広範囲の枝を一度に切るのに適しています。

≪あると便利な道具≫
・園芸手袋: 手を保護するために必須です。
・保護メガネ: 剪定枝の落下や裁断時の細かな塵から目を保護します。
・消毒液: 道具を清潔に保つために使います。
・ビニールシートや新聞紙:剪定後の枝葉を集めるために敷きます。
・ゴミ袋:剪定後の枝葉をすぐに片付けるために使用します。
・ちりとりやほうき:剪定後の掃除をスムーズに行えます。
・脚立: 高い場所の枝を剪定する際に便利です。

≪脚立を使用する際の注意点≫
・安定した足場: 脚立を使用する際は必ず平らで固い安定した足場を確保してください。
・取り扱い説明書の確認: 脚立の取り扱い説明書を確認し、脚立が倒れないよう十分に注意しましょう。
・安全第一: 慣れていない作業は大きな怪我につながる可能性が高いため、少しでも不安を感じる場合は自身で作業を行わず、業者へ依頼することをおすすめします。

4. もみじ(紅葉)の剪定方法

4. もみじ(紅葉)の剪定方法

1. 適切な時期を選ぶ
2. 必要な道具を準備する
3. 剪定の基本手順
①枯れた枝や病気の枝の除去 枯れ枝や病害虫に侵された枝を取り除きます。
②透かし剪定: 密集している枝を間引き、風通しと日光の当たりを良くします。
③切り戻し剪定: 樹形を整えるために、長く伸びすぎた枝を適切な位置で切り戻します

5. もみじ(紅葉)の剪定で切るべき枝

5. もみじ(紅葉)の剪定で切るべき枝

・枯れた枝や病気の枝
これらの枝は紅葉の健康を損なうため、早めに取り除きます。
・徒長枝
徒長枝は他の枝よりも長く伸び、栄養を多く消費します。そのため、栄養が行き渡らず、葉がつきにくくなります。
・混み枝
風通しを悪くし、病害虫の発生を促すため、間引いて風通しを良くします。
・逆さ枝
幹の内側に向かって伸びている枝で、樹形を乱すため取り除きます。
・絡み枝
他の枝と交差している枝で、摩擦によって傷がつきやすく、病気の原因となるため切り落とします。

6. もみじ(紅葉)を剪定するときのコツ

6. もみじ(紅葉)を剪定するときのコツ

もみじは2月には休眠から目覚めるので、必ず1月までに剪定を終わらせましょう。間違えて切ってしまうと、切り口から樹液が流れ出て樹勢が衰えるため、十分に注意が必要です。強く出て樹形を乱す枝は付け根から切り落とすのがコツです。付け根には自然な防御機構があり、切り口を早く塞ぐことができ、樹液の流出を最小限に抑えることができます。

7.もみじ(紅葉)を剪定するときの注意点

もみじは10月から翌年の7月まで水分を多く吸い上げ、樹液が豊富になります。枝を切ると樹液が流出し、切り口がなかなかふさがらないため、樹勢が弱まってしまいます。切り口には癒合剤やロウを塗ることで、樹液の流出を防ぎ、木の栄養を保つことができます。鉛筆の太さ以上の枝は、むやみに切らないように注意しましょう。

8. もみじ(紅葉)の育て方のポイント

8. もみじ(紅葉)の育て方のポイント

・適切な場所: 紅葉は半日陰での栽培が理想的です。強い日差しに当たると葉が茶色く変色してしまうため、1日のうち数時間程度日に当たる場所が適しています。
・土質: 湿気の多い場所や排水の悪い場所は避け、水はけの良い土壌に植えます。
・肥料: 寒肥は12月から1月、追肥は5月から6月に与えます。紅葉には、油かすや骨粉などの有機質肥料、もしくは緩効性化成肥料が適していますが、過剰に与えないようにし、根元から少し離れた場所に施肥します。
・乾燥対策: 紅葉は乾燥に弱いです。乾燥が続くと葉がしおれたり、茶色く変色したりすることがあります。特に夏場は朝と夕方に十分な水やりを行います。葉面が乾きすぎないように霧吹きで湿度を保つと紅葉が元気に育ちます。
・病害虫対策: 紅葉の木はさまざまな病気や害虫に注意が必要です。夏にはアブラムシとテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)の被害が増えます。テッポウムシは、紅葉の幹に穴を開けて内部を食害する害虫です。定期的な観察と薬剤散布が有効です。

9. まとめ

もみじは庭木や鉢植え、盆栽として楽しむことができますが、剪定にはいくつかのコツとポイントがあります。一度に多くの枝を切りすぎると樹液の流出が増え、木に負担がかかり、枯れてしまうことがあります。もみじはなるべく自然の姿を残しつつ、美しくお手入れすることが大切です。

自分で行う剪定作業に不安がある場合は、専門の業者に依頼して適切なお手入れをしてもらうことをおすすめします。プロの手による剪定で、もみじをさらに美しく健康に育てましょう。


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