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【出雲大社へ年末詣】神様のパワーをいただくガイドツアーに参加!御朱印もチェック

【出雲大社へ年末詣】神様のパワーをいただくガイドツアーに参加!御朱印もチェック
投稿日: 2024年12月17日 更新日: 2024年12月16日
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暮らし系メディア、ママ雑誌、書籍など幅広い媒体で編集とライティング...
2024年も終わりに近づき、出雲大社へ年末詣に行ってきました!1泊2日の出雲ひとり旅は温泉旅館「界 出雲」に泊まり、「出雲大社お詣り支度プラン」を予約。お宿で身も心もしっかり清め、翌日のお詣りを万全に。今回は、プランに含まれている出雲大社ガイドツアーの様子をお届けします。

勢溜(せいだまり)の大鳥居前で待ち合わせ

勢溜(せいだまり)の大鳥居前で待ち合わせ

星野リゾート運営の温泉旅館「界 出雲」は出雲大社から車で20分ほどの場所にあります。今回はお詣り支度プランを申し込み、プランに含まれているガイドツアーに参加してきました。

出雲大社のお詣りは今回で2度目です。前回は仕事で出雲へ訪れた際に、フライトまでのわずかな時間でサクッとお詣り。しっかり丁寧に参拝できず心残りだったのと、出雲神話や出雲大社の成り立ち、歴史について詳しく知りたい!という気持ちがありプランを申し込むことに。

地元で何十年にも渡り出雲大社をお詣りし、観光ガイドを務めてきたガイドさんたちと界 出雲が連携しているとのことで、期待感で胸が膨らみます。

ガイドツアーは約2時間。出雲大社の最初の顔である勢溜(せいだまり)の大鳥居前で合流し、参拝スタートです。

出雲大社、参拝の基本は「反時計回り」「二礼四拍手一礼」

出雲大社、参拝の基本は「反時計回り」「二礼四拍手一礼」

鳥居をくぐったら、まずは祓社(はらえのやしろ)で心身の汚れをはらい清めます。その後は松の参道を通り(参道は左側通行!)、手水舎へ。

拝殿から御本殿を詣るルートは、反時計回り。つまり左回りです。また、拝礼は二礼四拍手一礼。一般的には二礼二拍手一礼なので、間違えないように注意が必要です。こうしたことも、ガイドさんが背景などを交えて丁寧に教えてくれました。

御本殿を参拝する前にも、見ておきたいポイントがいっぱい。これはムスビの御神像。

須佐之男命(スサノオノミコト)の子孫である大国主大神(オオクニヌシノミコト)の前に幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)という2つの魂が現れ、「おかげ」を授けられたとされる場面を表現しています。像の前にある説明書きを読んだだけで理解するのはとても難しいですが、ガイドさんが分かりやすく説明してくれました。

じつはこのムスビの御神像には前置きが。大国主大神の国づくりをサポートしていた少名彦命(スクナヒコノミコト)が突然常世の国に帰ってしまい、大国主大神は途方に暮れてしまいます。失意の大国主大神の前に、2つの魂が現れたのだそう!大国主大神は自身の中にある幸魂・奇魂の力によって、国づくりを成し遂げることができた、と。

ガイドさんによると「あなたの中にも魂はある、どんな人にも備わっている」ということを表しているとのことです。

ちなみに少名彦命は、一寸法師のモデルになったと言われているそうですよ。ガイドさん手描きのイラスト、可愛くて分かりやすい!

出雲大社の御本殿、古代は48メートルもあった!?

出雲大社の御本殿、古代は48メートルもあった!?

ここで驚きの仮説をひとつ。出雲大社古代御本殿はなんと48メートルもの高さがあったと言われています。長く信じられていなかったのですが、それを裏づけるような巨大な柱が2000年に出土!柱は3本ずつ9箇所にあったとされていますが、その中心に位置した心御柱(しんのみはしら)が発掘され、今は宝物殿に展示されています。鎌倉時代前期に建立したものなのだそう。

この赤い丸印は、柱のあった場所と大きさを表すもの。人が立つと、その大きさがよりイメージできます。

こちらは柱の模型。宝物殿は、拝観料300円がかかりますが参拝後に立ち寄るのが絶対おすすめ。私もガイドツアー終了後に宝物殿へ戻り、心御柱を拝観しました。その大きさと迫力に圧倒されたので、出雲を訪れるならぜひ生で見てほしい!(宝物殿の内部は写真撮影不可なのです)

御本殿は塀の外から参拝

御本殿は塀の外から参拝

まず拝殿で参拝したら、御本殿を望みながら反時計回りに歩き進めます。勘違いしている人も多いかもしれませんが、ガイドブックなどの写真でよく見る大しめ縄は御本殿ではなく神楽殿にかけられているもの。大国主大神が御鎮座されているのは御本殿です。当然ながら聖域なので、一般の参拝客は入ることができません。

この写真は御本殿の北東、釜社の少し先から御本殿を望み撮影。とてもきれいに見られるおすすめスポットです。

こちらは御本殿を真後ろから見た様子です。逆光ですが、神々しい様子が引き立っていてお気に入りの写真となりました。

ちなみに、この御本殿の姿が太陽の塔のインスピレーション源になったと岡本太郎本人が話しているそうですよ。

この細長い社は十九社。東と西にひとつずつあり、神在祭の間(旧暦10/11~17)に全国各地から集われた神々のお宿となる場所です。期間中は扉が開けられているそう。私の住む地域の氏神様もここで過ごされたのかな?と思うとなんだかうれしいですね!

神楽殿の大しめ縄は最後に回る場所

神楽殿の大しめ縄は最後に回る場所

出雲大社のシンボルとも言える日本最大級の大しめ縄。神楽殿にかけられています。長さは約13m、重さは5.2トン!このしめ縄は島根県の飯南町で、町民あげて制作しているそうです。数年ごとに交換、奉納されているとのこと。知らなかったです!

大しめ縄は左方(西)が綯い始めで、一般的な神社とは逆になっています。出雲大社では古来から神様に向かって左方を上位、右方を下位としていたため、大しめ縄もこの向きに。こうした豆知識を聞けるのも、ガイドさんのおかげ!

御朱印や御守りをいただいて、パワーを持ち帰る!

出雲大社の御朱印は、全部で2種類。御本殿と神楽殿で御朱印をいただくことができます。今回私は御本殿の御朱印をお願いすることに。拝殿裏手に受付所があります。時間は6:30から19:00。初穂料は定められておらず、お気持ちです。

出雲大社オリジナルのご朱印帳も販売されているので、参拝の記念にここで購入しても!

今回はおひとりさま旅。そしてガイドさんはマンツーマンで、2時間という制限時間内でこちらのペースに合わせてくれたのがとてもよかった!特に興味のある部分を詳しくガイドさんに教えてもらったり、質問したりして、自分だけで参拝するよりも理解がより深まったと思います。

出雲大社への参拝客が特に多くなるのは、旧暦10月10日からの神在祭の時期と初詣の時期です。今回の参拝は、全国の神様たちを見送る神等去出祭が終わった後のタイミング。今年1年の感謝をお詣りする年末詣としましたが、静かに参拝できてとてもよかったです。次回もゆっくりじっくり、おひとりさまで訪れたい!


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