中国東部と台湾が原産トウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木です。
ナンキンハゼが雑草化して、今年の夏は、街中のいたるところにひょっこりと生えているのです!大きくなる気配のある雑草だと一目で分かりましたよ。
形は少し違いますが、昔公園にあった、大きな大きなポプラの木の葉に似ていますね。ナンキンハゼも、しばらく見ないうちに、とても大きくなっていて・・・
小さいうちに駆除しないと後で手がつけられなくなりそうな雑草です。
春から初夏にかけて、丸みを帯びたひし形の明るい緑色の葉が茂ります。
一年枝は細く淡緑褐色で無毛で、葉の先端が尾状に尖ります。
葉には油分が多く、裏面は白っぽく水をはじきます。
葉が似ていて、間違いやすい植物もあるので、こちらを見ると分かりやすいように思います。
トウダイグサ科の「トウダイグサ」は、葉や茎、種子に強い毒性を持ち、有毒成分「ユーフォルビン」を含みます。同じくトウダイグサ科のナンキンハゼ(南京櫨)も、葉や果実、種子に毒性があり、摂取すると重度の吐き気や嘔吐を引き起こす可能性があります。
ナンキンハゼの種子の白い実は高カロリーの脂質を多く含み、ロウの原料として産業用途があるとのことですが、有毒ですので気をつけてくださいね。白くて、なんだか美味しそうなかんじなので、お子様の興味をひくかもしれませんよ。
画像を見ても分かると思うのですが、雑草として自生しているのに、ナンキンハゼは非常に丈夫で、虫に食われることがなく美しい葉を保っています。裏を返せば、虫も危険なので、食べないでいるのでしょうね。
ナンキンハゼの葉を傷つけても触っただけではかぶれることはありませんが、ウルシ科のハゼは樹液によってかぶれの原因となるため注意が必要です。
ナンキンハゼがかぶれないので、ハゼがつく他の植物もかぶれないかというと、そうではないのです。
街中で雑草化したものを見ても、花や実、種子がなったものを見たことがありません。ちょっと、どのようなものか見て見たくなりましたよ。
真夏の炎天下では、沢山の雑草も元気がなくなっていますが、そんな中で、群を抜いて元気な雑草を調べてみました。毒もあるようですし、大きくなる植物なので、小さいうちに駆除された方がよいように思います。
こちらの情報が誰かの助けになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•素人観察の為、間違っている場合もあります。こちらの植物が『ナンキンハゼ』として、調べたことをまとめさせていただきました。
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