結論から言いましょう。
「安心してください、流せましたよ」
わが家のトイレはタンクレスタイプ。
水をためるタンクがないタイプで、流すときはリモコンのボタンで流します。
リモコンから操作するためには電気が必要なので、停電時はリモコンのボタンを押しても流せません。
便器側面には、リモコンが使えないときのために流すボタンが付いていますが、そちらも電気で動くため使えませんでした。
レバーで流すタイプのトイレなら、停電時もレバー操作ができるので流すことができますが、わが家のトイレは、レバーなし。
娘も焦ったことでしょう。
でも、流す方法があるんです。
わが家のトイレの場合、右後方のカバーを外すとカバーの内側に流し方が書いてありました。
普段は隠れていますが、非常操作ハンドルが設置されていて、停電時も流すことができます。
実は取扱説明書が大好物なわたし(笑)。
とくに「困ったときは」のコーナーが好きで、何かと見返しているので停電時でも流せることは知っていました。
停電中は流し方が書かれたカバーを、リモコン前に立てかけておきました。
これで家族がトイレに入るたびに声かけすることもなく、それぞれで対応してもらえます。
今回は事前にお知らせがある計画停電でしたが、災害時の停電や断水は予告なく時間も選ばず突然訪れて、いつ解消されるかもわかりません。
取扱説明書には、停電や断水時の対応策が書かれているものも多く、目を通しておくだけで防災に役立ちます。
とはいえ、取説苦手……という方も多いようなので、せめてこれだけは!目を通してほしい!取説のご紹介です。
それは、トイレと給湯器。
トイレは流せないとやっぱり困ります。断水だけのとき、停電のとき、下水にも損傷がある場合、それぞれ対応が違います。「困ったときは」の欄だけでもぜひチェックしてくださいね。
給湯器は、エコキュートなどのタンクにお湯を貯めるタイプのものは、非常時にはタンク内のお湯を使える場合があります。
災害等での断水時、タンク内の水やお湯があるだけで心強いですよね。使い方、ぜひチェックしてみてくださいね。
取扱説明書等、読むだけでも防災になります。
便利な機能や正しいお手入れ方法が紹介されていることもあるので、たまに見ると案外楽しいですよ。
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