6月近くなり、オレンジ色のナガミヒナゲシの花が控えめになると(9割種になった)、他の雑草が驚くほど一気に大きくなってきました。わさわさと生えてきていますよ!
新たな発見になる植物が生えていないか、ちょっと観察してみました!
セイタカハハコグサ(キク科の越年草)はヨーロッパ原産の帰化植物で、ハハコグサ(日本の在来種)に似ていますが、ヨーロッパ原産の外来種です。
識別ポイントとしては、頭花はブロッコリーのような形で淡い茶色から黄褐色、頭花の柄は長く茎の上方で分枝することが多いです。葉は両面に綿毛があり、線形に近いスプーン状で先端がやや尖り斜上します。草丈は最大60cm程度に達します。
以前、こちらと似たような雑草を調べたことがあって、そのややこしさに困惑しましたよ。
このような花姿の奇抜なお花で、気味悪い感じもしますが、虫には好まれるお花だそう!
乾燥を好む植物なので、いたるところで見ることができます。この周りが、他の雑草も何もないんですよね。こんな場所でこのように大きくなれるなんて、かなり強健ですね!
何もない所にわさわさ生えていると、地味でもやたら目立ちますよ。
ところで、ハハコグサとは?ハハコグサは、母子草と漢字で書きますよ。
ハハコグサの花は、花茎の先にブロッコリーのような黄色い頭花を多数つけるのが特徴的です。
こちらです↓
キク科ハハコグサ属の越年草で、旧名はオギョウ(御形)やゴギョウで、春の七草の一つとされることが挙げられます。
ハハコグサの識別ポイントとして、4月~6月に開花し、花茎先に小さな筒状花が複数つきブロッコリーのような形で鮮やかな黄色の花を持ちます(やや短く茎の上方で分枝することもある頭花)。
表面と裏面に綿毛が密生し、根出葉でロゼット状、へら形で幅が広く、互生し茎に沿うように斜め上を向く葉、白っぽく全体に白い綿毛が生えている茎が特徴です。
花言葉は、「いつも想っています」「忘れない」「無償の愛」。
以下の特徴と比べて、葉がへら形で幅が広くは見えない葉もありますが、「ハハコグサ」だと思います。
この1つ1つの目玉のようなものは、それぞれがお花なんです!
登山を楽しむ番組でも、「ハハコグサ」はとても不思議なお花だと紹介されていましたよ。
「ハハコグサ」は、花の中央にある筒状のものは両性花で、その周りにある糸状のものは雌花なんだそう。
こちらはハハコグサに似ていますが、どうなんだろう。こんな風に、本当、識別ポイントが分かっていても難しい植物です。
ちなみに、「ハハコグサ」の他にも「チチゴグサ」他、沢山似た植物もありますよ。
もうね、ひとまとまりにして、「ミャクミャク」みたいな雑草!ということにしましょう。
よく見ると、奇抜なお花で不気味さが面白くて、知れば知るほど愛着がわくような感じが似ているので…(笑!)。
よく見ようとしないと見逃してしまう雑草ですが、こちらの植物の仲間には、在来種の「ハハコグサ」があったりします。見比べてみたりすると、意外に楽しいかもですよ!
宜しかったら、散歩の途中で観察してみてくださいね。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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