ハナショウブの植え付け時期は3月から7月、または9月から11月が適期で、根が隠れる程度に浅く植え、保水性と排水性のバランスが整った土壌を好みます。地植えの場合は基本的に水やりは不要です。
肥料は3月か、4月と7月に施すと元気に育ち、9月から10月には緩効性肥料や油粕を与えると株が太くなります。ただし植え付け時は肥料を与えず、根付きを良くするために少量を意識しましょう。
剪定は花が終わった後に花茎を根元から切り取り、葉は完全に枯れるまで残しておくと株のエネルギーが次の年の花に向かいます。
ハナショウブの葉枯病予防には、植物同士の間隔をあけて高温多湿を避け、水やりは根元に与えるようにします。
症状が出た葉は速やかに取り除いて感染拡大を防ぎ、新しい土に替えると安心です。葉枯病は治療が難しいため予防が重要です。
害虫にはヨトウムシやメイガ、赤ダニなどがあり、見つけ次第取り除きましょう。
葉や土の状態を観察し、必要に応じて水やりの量を調整することで根腐れの防止にもつながります。
ハナショウブの花の咲く時期は6月から7月中旬です。
切り花を長持ちさせるには、切り口を新しく切ってから水につけ十分に吸水させ、水は清潔に保って雑菌の繁殖を防ぎます。直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所に置くことも大切です。
庭づくりでは石や岩で自然の風景を模し、大小さまざまな石を配置してハナショウブを植えると伝統的な日本庭園が作れます。
アジサイやシャクヤクとの組み合わせも和風の雰囲気に合い素敵です。
ハナショウブの株が大きくなりすぎたら、休眠期の秋か成長期が始まる春に株分けを行います。
黄葉の解消には水はけと水持ちが良い弱酸性の土壌への改良が必要で、栄養不足も一因のため肥料で栄養バランスを整えましょう。
分球は地上部が枯れる7月上旬頃が適期で、株を優しく掘り上げて根が付いた状態で分け、新しい場所に植えて水をたっぷり与えます。
品種には江戸系(大型で庭植え向き)、伊勢系(鉢植えでもきれい)、肥後系(豊満な花)、長井古種などがあります。
「嬉しい知らせ」「心意気」。
アヤメ属の中でももっとも優美な花です。
葉の形が五月の節句に飾られるショウブに似ていることからこの名前がつけられました。名前が似ていることから混同されがちですが、実は異なる種類です。
日本各地でハナショウブまつりが開催され、多くの人がその美しさを楽しんでいます。
そんなハナショウブをお庭で植えてみるのはいかがですか?
ページ下部「記事の出典:初心者向けハナショウブの栽培方法【花菖蒲/Japanese Iris】」をご覧ください。
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