キュウリグサ(胡瓜草)は、アジアを原産地とし、東ヨーロッパやアジア、そして日本全土に広く分布するムラサキ科キュウリグサ属の2年草です。葉や茎を揉むと、キュウリのよう香りが漂い、その特徴からキュウリグサと名付けられました。
撮影時期は4月のはじめです。
よく見ないと、ほぼ見落とします。
キュウリグサ(胡瓜草)に、淡青色の小さな花が咲いています。勿忘草に似た小さな5弁花です。といっても勿忘草よりもずっと小さくて、可愛いですね!
中心部は黄色くなっており、その色の組み合わせは美しいです。花は地面から伸びた茎の先端近くに咲いていています。
小説「西の魔女が死んだ」では、このキュウリグサが物語の中で重要な役割を果たします。主人公の女の子、まいちゃんはこのキュウリグサを「ヒメワスレナグサ」と名付ているそうです。
作家・梨木香歩さんのこの小説は映画化もされているようですので、興味のある方は、見てみてはいかがでしょうか?
花期時期はは3~5月。「真実の愛」は、中世のドイツの騎士ルドルフが、恋人ベルタのために川で摘もうとして落ちたという悲恋の伝説に基づいているそうです。
可憐なお花なので、恋人に摘もうとして川に落ちたなんて、悲しすぎますよね。可憐で綺麗なお花なので、この伝説でなく、もっと素敵な伝説が良かったですね。
キュウリグサは、茎に渦巻型の花序をつける特徴があり、この配置は一般に「サソリ型花序」と呼ばれるそうです。また、葉や茎に細かく白い毛が生えており、その姿が特徴的です。
キュウリグサの葉や茎を乾燥させて煎じたものは利尿効果があり、薬草として利用されることがあるそうです。この植物には毒がないため、安心して観察することができますよ。
キュウリグサという名前に少し驚きましたが、その小さく可愛らしい花や群生する姿は美しく魅力的です。早春の道端で見つけてみませんか?
勿忘草に似た、とても可愛いお花で、きっと心奪われますよ。
こちらの情報が誰かの喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•葉や茎を揉むと、キュウリのような香りが漂い、その特徴からキュウリグサと名付けられました。ちぎったり、もんだりしてみたら、淡い香りなのですが、言われてみればキュウリっぽい感じかな?という位の香りがしましたよ。ぜひ、キュウリの香りも試して楽しんでみてくださいね。
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