「最初から悪党だったわけじゃないんだ」
とシーズン3でのハ・ユンチョルのセリフ。
シーズンが進むほどに、あんな人も寝返り、こんな人も悪事を働き、悪党続きの展開がやってきます。
そして、意地悪だと思っていた住民が良心に目覚め誠実さを取り戻そうとしてみたり、また手のひらを返したり。
どこまでも自己中心的で利己的にみえる登場人物を突き動かしてる根本的な欲求は、親との約束、子供への愛情だったりするのが哀しく切ない結末でした。
私の推理なんて浅いんですけど、それなりに話の展開を想像しながら、予想をしながら観ていたんです。けれど、いつも予想の斜め上いく展開。
「え?あの人がこんなところで!?」「何々!?これもそれも嘘なの!?」シーズンを跨ぐ最終話なんて「そこで終わるの!?」と度肝を抜かれます。
もう次のシーズンを、見るしかないっ。飽きる暇なんてありませんよ。
伏線多すぎですけど気持ちいいくらい見事に回収されるんです。
シーズン1の伏線回収がシーズン3の終盤で怒涛の追い上げ。
「あの話をここに入れ込むのか」
「あの時の因縁がここで果たされるのか」
「あー!ここに繋がっていたのか」
現実離れした設定に、飛び道具すら頼みの綱に思えてしまう、ぶっとんだストーリーでしたが、登場人物それぞれの人生背景と、シーズンを進むほどに明らかになる秘密が面白く、飽きる暇もありませんでした。
ローガン・リー!
シム・スリョン!!!
二度言いますが、叫ぶほどにロスです。
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