『ペントハウス』シーズン1第1回、チョン・ソジン邸で開かれた「ヘラクラブ」の会合。ホストのソジンは「手ぶらでいらして」と伝えていました。そこへシム・スリョンが夫とにこやかに登場。
スリョン「手ぶらでは失礼かと。ピーカンパイを持ってきました。みなさんでどうぞ」
これが、男性陣に「母が作ったのとそっくりだ」「うまい」と大好評! ホストが用意したゴージャスな料理を引き立てるかのような、素朴な焼き菓子のチョイスも「さり気なくて素敵~」と、私までうっとりしちゃいました。
ところが。実はソジン、ピーカンパイ(プロが作った)をデザートに出す予定だったのです。顔を凍らせてキッチンの影へ行き、自分が用意していたピーカンパイは腹立たしげに捨てたのでした。
そもそもピーカンパイって何でしょう? 調べたところ、「ピーカン(ペカン)」というナッツを使った素朴な焼き菓子。甘く味付けしたナッツの風味、クリスピーな食感が持ち味です。ピーカンはクルミ科の木の実で、クルミよりも渋みがなく、深い香りとコクがあります。
ピーカンパイはアメリカでも感謝祭などのデザートとしては定番みたい。アメリカではタルト生地を使うけど、韓国で主に使われるのはパイ生地です。スリョンが持参したピーカンパイもパイ生地と思われます。
スリョンがソジン邸に持参したとき、パイは切り分けて箱に丸く整えて並んでいました。飾りもほどよく入って、箱の蓋を取ればそのまま卓上に出せる感じ。気遣いが完璧ですよね!
ただ、ソジンにとっては「この人には敵わない」と大打撃…。このあたりのお話は、シーズン3にてソジンが告白(心の声だけど)します。
スリョンに憧れて、ピーカンパイを作ってみましたよ♪(上写真)
レシピはいろいろあるようなので、ここでは割愛しますね。
とにかく超簡単。冷凍パイシートを型に敷き、ナッツ、卵液を流し入れてオーブンで焼くだけです。なのに、ピーカンナッツがちょっと珍しいので、なんだかオシャレな雰囲気! 崩れにくく、常温で持ち歩けるのも、手土産に人気の秘密みたいです。
ちなみに、ピーカンナッツは近所のスーパーでは売っておらず、カルディ、富澤商店で見つけました。コストコ、ナッツやドライフルーツ専門店などでも手に入るみたいですよ。
生粋の財閥嬢、スリョンによる手土産は、さり気ない気遣いが満載。ソジンは嫉妬しちゃったけど、普通のホストならうっとりするはずです(笑)。
ピーカンパイは、初めて作った私でも、ザクッカリッと歯ごたえと、ナッツのコク深さがたまらない一品に仕上がりましたよ。ホームパーティの手土産にするのにおすすめです♪
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