我が家の防災アイテムは身近な物から少しずつ用意してきましたが、なかなか手を出せずにいるのがポータブル電源。
特別アウトドア派でもない主婦の私には、あまり身近なものと思えず検討を後回しにしていました。
今回は、遂に本腰を入れてポータブル電源を試してみることに!
・ポータブル電源とは
・Jackeryのポータブル電源
・ソーラーパネルにも挑戦
・AC出力って?
・初心者の注意点
・日常であれこれ使えた
・まとめ
ポータブル電源はモバイルバッテリーの大容量版で、ACコンセント、シガーソケットが使えるのが特徴です。
アウトドア時に使用するイメージですが、災害時の電源としても役立ちます。
今回、試してみることにしたのはポータブル電源とソーラーパネルのセット。
2012年に米国で創業されたポータブル電源とソーラーパネルを開発・販売する会社Jackery製です。
▢Jackeryポータブル電源300Plus
小型軽量で携帯性に優れたポータブル電源。500mlのペットボトルと比較してもこのサイズ感です。
場所を取らないのが主婦に嬉しい(笑)!これなら防災バッグに入ります。
しかも、ボタンが少なくてシンプル。操作性に難しさが一切なく素人の主婦でも直感的に使用できます。
充電はコンセントに2時間挿しておくだけで完了します。
▢SolarSaga40Mini
このソーラーパネルを使うと、電源のない所でも充電できるので防災の備えにぴったりです。
折り畳むと信じられないほどのコンパクトさ。片手で軽々持てるタブレットサイズです。
普段から庭先に設置して充電すれば、世の主婦が大好きな節電にもなりそうです(笑)!
ポータブル電源の特徴であるAC出力ができるということは、家庭用コンセントと一緒で家電製品に使えるということ。
例えば、これからの季節だと扇風機。涼むのはもちろん、洗濯物を効率的に乾かしたい時など、さまざまな場所で使用したくなります。
ですが、コンセントがなくて諦めたり延長コードを長~く伸ばして無理やり設置したり(笑)。
このようにポータブル電源に繋げると、コンセントの場所に関係なく扇風機を使用することができます。
手持ちの家電製品が一瞬でコードレス家電のようになるなんて…感激です♡
家電製品を使用する際は注意しなければならないことも。
便利そうだからと何でもかんでも繋いでしまってはダメだということです。私のような初心者がやりがちです。
ポータブル電源にはさまざまなサイズのものがあり、各モデルによって定格出力が違います(定格出力とは安定して出力し続けられる電力の量のこと)。
家電製品にもそれぞれ「消費電力」があり、ポータブル電源の定格出力を超えると動かすことができません。
例えば、今回私が使用したJackeryポータブル電源300Plusの定格出力は300W(瞬間最大600W)。
つまり、消費出力が300W以下の家電製品であるかを確認して使用する必要があります。
家電製品によっては、起動時に瞬間的に多くの電力を使用するものがあるため、ポータブル電源が瞬間的に出せる最大の出力量である瞬間最大出力も記載されています。
ドライヤーやホットプレート、電気ケトルなど我が家で使用中のものに関しては、今回のモデルでは使用できないことが発覚しました。くれぐれも注意しましょう!
コンパクトタイプのJackeryポータブル電源300Plusは、先ほどの扇風機だけでなく他にも使える家電製品がありました。
スマホはもちろんですが、パソコンやWi-Fi、ゲーム機器等の充電も外出先や災害時に使用できます。USBを直接繋ぐだけで簡単!テレビを見ることもできます。
電気毛布をアウトドアや災害時に使用できます。これからの季節だと、お花見の際に冷えを我慢せず夜桜を楽しむことができそうです。
工具の充電も。アウトドア時だけでなく、災害時に修理が必要になった際でも充電ができるので安心です。
防災の準備として検討していたポータブル電源でしたが、実際に手にしてみるとアウトドアはもちろん、日常生活でも活躍の場が多いことに気づきました。
備えとしての安心だけでなく、使用して便利なポータブル電源。
主婦目線で厳しくチェックしようと思いましたが、主婦に嬉しいポイントがたくさんでした。
小学生の息子でさえ軽々と持ち運べて、使用感もバッチリとのこと。
特別アウトドア派でない一般的な家族である我が家に、絶妙にフィットしたJackeryポータブル電源300Plus。
ソーラーパネルSolarSaga40Miniとセットで用意しておくと鬼に金棒!
「ベスト・オブ・ポータブル電源」に決定です。
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