ドラマが始まった当初では夢破れて泣き寝入りした過去を抱え
シングルマザーとして1人娘を育てるちょっとやつれたオ・ユニ。
話が進むにつれてお金と仕事、親友を得て
どんどんきれいに強くたくましく変貌。
メインキャラと思ったらだんだんと裏から本当の主役が出てきた?
そう思っていたけれど・・・やっぱりこの人も良くも悪くも最重要人物でした!
愛情深く、正義感が強く、深い優しさを持っているけれど
弱さや愚かさ、迷いも併せ持ったところが人間くさい。
大きな失敗を何度も重ねてしまうけれど娘を思う気持ちはだれにも負けない。
1番わかりやすい人物かと思っていたらある意味裏切られた!
反対にわかりやすかったのがチョン・ソジン。
なによりもプライドが大切で邪魔者を排除することに
手段を選ばない姿は清々しいほど。
こういういかにも悪役の人って
実は弱いのを隠すために虚勢を張っていることが多いですよね。
1番泣いて叫んで暴れてました(笑)。
悲壮感漂って狂気に満ちた顔をたくさん見せてくれましたが
とにかくいつもただただ美しい。
ファッションもいつもピリッとステキで目の保養でした。
断罪されて欲しいと思いつつも
心からしあわせと思えるようになって欲しいな~と願いながら観てました。
もうね、サイコパス過ぎて。
にっこり笑ってるけれど心は狂気。
そんなことを妻に長年気付かせないでいたってことがすごい。
なんでこんなにおかしくなったのか
シーズン1では匂わせるだけ。
これからこの人の過去が明らかになってくるのか
さらっと匂わせるだけなのか・・・気になる~。
徐々に前に出てきたメインキャラのスリョンさん。
サイコパスのせいで闇落ちしていくのかとドキドキしていたら
やっぱりこの人はとにかく優しい心を持ち続けた人。
ときに激しく怒りに満ちていたけれど
子どもを愛し、友を愛し・・・。
なのに、なんで~?????
えええ~そういう展開になっちゃうの?!
銃の打ち方ってどこで覚えたんでしょう?
悪い人たちを懲らしめるためにはこんなことまで。
おとなの事情に振り回されて
傷ついて、性格も歪んで、勘違いしまくっている子ども達。
正直言うと、どの子も口も態度も悪くって
こんな子がいたら叱りまくるけどな…と思いながら観てました。
健気ポジションだろうオ・ユニの娘ぺ・ロナでさえ
何かあるとほぼほぼ人のせいにして怒りまくってて(笑)。
お母さん、あなたが言った願いをかなえるために
ものすごく奮闘し叶えてあげたんじゃん・・・ってことまで
状況悪くなるとなんでそんなことしたのよ~!って責めるのなんで?
わたしだったら子どもにそんなこと言われたらブチ切れちゃうけど
オ・ユニは全然怒らないで申し訳ないって感じになるのもなんで?
わがまま放題で陰湿なセレブの子ども達。
世間の荒波にもまれて勘違いから目が覚めて
成長してもう少し心穏やかになれるよう応援してます!
感情のぶつかり合いが目につきますが
実はサスペンスなので謎解きや時間系列を整理しながら
考察するのが面白い「ペントハウス」。
登場するキャラの人物像も深堀するともっと楽しめますが
シーズン1ではまだまだ匂わせるだけでわかっていないこともあるんです。
双子のお母さんはだれ?
サイコパスのチュ・ダンテってどんな過去が?
本当にこんな結末?どんでん返しはないの?
いろいろ気になることが回収されていないので
きっとこれから出てくるはず(ですよね?)。
個人的にはかわいそうで仕方なかった謎の少女ミン・ソラに
大切に思って手を差し伸べようとしていた人たちがいたことに心が救われました。
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