実は私、正真正銘の韓国ドラマ初心者。
韓国ドラマって一歩足を踏み入れるとどっぷりハマっちゃいそうで。凝り性の私はあえて近づかないようにしていたわけです(笑)。
そんな私がついに手を出しちゃったのが、超話題作『ペントハウス』。
前回、『ペントハウス』の第1話を観賞した直後の感想を投稿しております。
場面展開の目まぐるしさに脳をフル回転させながらも、のめり込み態勢で最後まで観賞したというお話でした。
さてさて、韓国ドラマ初心者の私はその後も自分なりのペースでのんびり楽しんでおります。ただいま「シーズン1」の中盤。
ペントハウスは「シーズン3」まである超大作なのですが、既にドラマ何本分かの見応えがあります。
はっきり言って、疲労感さえ伴うこのドラマ(笑)。
ある日、ペントハウスを知らないママ友にこのドラマについてちょっぴり教えてみようと試みました。その際、何をどう伝えればいいのか頭が混乱。
これこそが正にこのドラマの凄まじさなのだと実感しました。
まず、ペントハウスは登場人物が多いように感じました。最初はドラマの合間に相関図をチェックしていました。
しかも誰もが強烈なキャラの持ち主(笑)。極端なほどのキャラ設定に、さらには表と裏の顔までも持ち合わせていて登場人物の説明をするのも一苦労。
また、スタイルのよさと美貌は格別で、演技なのか文化なのか不明ではあるものの、全ての登場人物の表情の豊かさが尋常じゃないんです。
この時点で、第三者に説明して理解してもらおうなんて。もうお手上げです(笑)。
ペントハウスの舞台は、韓国の江南地区にある100階建ての超高層マンション「ヘラパレス」。このドラマの世界観の象徴です。
富裕層のみが入居を許されるヘラパレスにはソウルのセレブが集まります。豪華リゾートホテルという表現をしてもまだまだお釣りが来るほどのとてつもないマンション。
もちろん、内装やインテリアも普通では考えられないほどの豪華さです。
特に、ヘラパレスを手掛けた建築会社代表のチュ・ダンテの住む最上階の美しさと煌びやかさは圧巻。
羨ましいを超えて見ているだけでうっとり満足できるほどです。
このような現実離れしたセレブたちの世界観は、おそらくそこらへんの言葉を並べて表現しただけではもはや誰にも伝わらないでしょう(笑)。
日本のドラマは、普段から一般的な人よりも観賞している自信があります。
ペントハウスの「シーズン1」の4~5話ほどを見終えた時点で、日本のドラマ1クール分を見終えたほどのストーリー展開に思えました。
1話は冒頭から一人の女性が転落死し、その時は全く状況が掴めませんが、そこから2か月前にさかのぼりストーリーが始まります。
謎を少しずつ残しながら進行し、その謎が驚きと共に解明され、一方でまた新たな謎が誕生し、次々とストーリーが展開していきます。
主人公が誰なのか曖昧な設定で話が進む点でも、ストーリーがパラレルで進行していくので見ている人に暇を与えてくれません(笑)。
夫婦間だけでなく、女や男の争い、保護者の争いや親子の争い、子ども同士の争い、全てにおいて争いが中核にあるのではないでしょうか。
どれだけセレブであっても満たされない心。そして、たとえセレブでなくても打たれ強く戦う心。大人も子どももこの心がぶつかり合うことによって次々と予期せぬ展開へとストーリーが導かれるのでしょう。
誰の目線で誰を応援すればいいのかも分からなく、ただただ傍観者になります。
私のような平々凡々に暮らすアラフォー主婦からすると、はっきり言って狂気じみています(笑)。
たぶん、この手のドラマの最高峰だと既に実感。
たとえ、あらすじだけを読んでみても実際に見てみないことにはこのドラマの底知れぬ狂気さに触れることはできないでしょう。
韓国ドラマ初心者にして「特にヤバいやつを一発目に引き当ててしまった」と思いつつも、その後が気になってしまうのもまた事実。
明日も家事の合間にヘラパレスの住人の行動をのぞき見してしまうのだろうか…(笑)。
© SBS
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