春の恵み!「沈丁花の魅力と毒性」!素晴らしい芳香だけど、お子様、ペット注意です!

春の恵み!「沈丁花の魅力と毒性」!素晴らしい芳香だけど、お子様、ペット注意です!
投稿日: 2024年2月25日 更新日: 2024年2月25日
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料理愛好家。大阪在住/日常の小さな喜び(宝物)を大切にしています。保育...

この植物は「ジンチョウゲ(沈丁花)」別名は「チンチョウゲ」「千里香(センリコウ)」「瑞香(ズイコウ)」「輪丁花(リンチョウゲ)」

この植物は「ジンチョウゲ(沈丁花)」別名は「チンチョウゲ」「千里香(センリコウ)」「瑞香(ズイコウ)」「輪丁花(リンチョウゲ)」

ジンチョウゲは、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑の花木で、その名前は花の香りが沈香に似ていることと、十字型の花が丁子(クローブ)に似ていることに由来します。
この植物は中国から日本に渡り、室町時代にはすでに栽培されていたようです。

「三大香木」!

「三大香木」!

ジンチョウゲ(沈丁花)は、その素晴らしい香りで有名な樹木です。また、クチナシ(梔子)やキンモクセイ(金木犀)とともに、「三大香木」として知られています。
沈丁花は早春の時期、2月から3月にかけて花を咲かせます。

沈丁花の香りは、気温が低い朝や夕方に特に強く感じられます。また、湿気の多い時には乾燥している時よりも強く香る傾向があるそうです。

子供の頃に実家で沈丁花を咲かせていたので、その香りを嗅ぐと、とても懐かしい気持ちになります。

花言葉は、「栄光」「不死」「不滅」「永遠」他。

花言葉は、「栄光」「不死」「不滅」「永遠」他。

沈丁花は、春に外側がピンクで内側が白い花を枝先に咲かせます。花に見える部分は、実際にはガクで、この四つに割れたガクが十字型に見えます。
この特性のおかげで、花は長持ちするそうです。

沈丁花と月桂樹は別の植物ですが、「栄光」「勝利」という花言葉は月桂樹に由来します。
一方、「永遠」「不死」「不滅」という花言葉は、沈丁花(ジンチョウゲ)の葉が常緑で、一年中緑の葉をつけていることにちなんでいます。

沈丁花には毒があることを知らない人も多いかもしれません。

沈丁花には毒があることを知らない人も多いかもしれません。

沈丁花は美しい花を咲かせることで知られていますが、実や木全体には毒があります。
沈丁花を口に入れると、口内や消化器系がただれたり、水ぶくれができる可能性があるため、絶対に口に入れないようにしましょう。
ただし、花を煎じた汁は歯痛や口内炎、喉の痛みを和らげる民間薬として使われています。

特に樹皮、樹液、根、果実に含まれる毒が強く、食べると下痢や嘔吐、心臓障害などの重篤な症状を引き起こすことがあるそうです。また、樹液に触れると皮膚炎や水疱ができてしまうことも!

沈丁花は、香りで季節の変わり目を感じさせる花です。その香りにはなんと、100種類以上の成分が含まれているそうですよ。
遠くまで香りが広がると言われています。「千里香(センリコウ)」とも呼ばれるのも、このようなことからだそう。

沈丁花の香りは、言葉では表現しきれないほど独特で、爽やかでほどよく甘いものです。
この香りが春の訪れを感じさせ、多くの人々に親しまれています。

身近に沈丁花を育てている方がいるなら、ぜひその豊かな香りを分けてもらっちゃいましょう。

この花は古くから人々に愛され、親しまれている身近な植物です、お子様やペットが近づかないようにご注意ください。

これらの情報が誰かの喜びにつながりますように... 最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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