必要以上に肩を開いて胸を張ることで実は肺が圧迫されているんです。すると、呼吸が浅くなり、体が酸欠状態になってしまいます。
酸欠は、水中や高山だけでの出来事だと思っていませんか?
実は普段生活しているだけで気付かない間に酸欠になっている可能性があるなんて驚きですよね。酸欠の症状は、息苦しいというだけではありません。
その結果、頭痛や眼精疲労、肩こりといった症状が引き起こされやすくなります。
また、集中力や記憶力まで低下してしまいます。
きれいだと言われている姿勢は、体に無理がかかっているので、長時間続ける必要はありません。
自然で体に優しい姿勢を目指しましょう。
“椅子に深く腰掛け、肩の力を抜いて手をダランとさせます。胸を張らず、背中を少し丸めるよう意識します。背骨のラインと軌道、口の3点が自然な曲線を描くのが理想の姿勢。腕は肩甲骨の下からスッと出すようにします。”
引用:news.livedoor.com/article/detail/10006319
これが体に余計な力の入らない、呼吸がしやすい姿勢です。
猫背は、肩が内側に丸まったような状態になっています。
そして前かがみの姿勢になっているので肺がかなり圧迫されています。肺が圧迫されると、呼吸をしても肺が広がりにくくなってしまいます。
酸欠を防ぐために、深い呼吸ができる力の入りすぎていない姿勢を目指しましょう。
背筋をピンとしすぎないということと、猫背にすることは同じではないので気を付けてくださいね。
長時間のデスクワークなどで、毎日体に負担がかかっている人は多いですよね。
酸欠を防ぎ、また肩や腰が痛くなることなどを防ぐためにも、体への負担が少ない“自然な姿勢”に変えてみませんか?
ずっと続けてきた姿勢を変えるということはなかなか難しいかもしれませんが、長い目で見たら自分の健康のためになると思えば、きっと少しずつ意識していくことができるはずです。
なんとなくすぐ疲れる、だるさを常に感じるというのも酸欠の症状のひとつです。
それだけでなく胸を張り続けることで胸を支えるクーパー靭帯が伸び、胸が垂れてしまうリスクまであります。
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