お菓子づくりをするときは、レシピ選びや計画、買い出しや材料準備、片づけにラッピング……と作ること以外にもいろいろな作業があります。
基本的にはすべて、子ども自身でやってねと伝えてあります。
とはいえ、「できない〜!」と泣きつかれてしまっては困るので、そうならないために意識しているポイントをご紹介します。
はじめてのお菓子づくりだったり慣れていない場合、素敵な写真に惹かれて、作るのが大変な本格レシピを選んでしまったりします。
わが家でも何作ろうかな〜という頃から一緒にレシピを見て、「これは簡単だけど、もうちょっと凝りたいね」「こっちは本格的すぎて材料が揃わないね」「このサイズの型はないよね」など話し合っています。
最終的に決めるのは子ども本人ですが、考える段階から話を聞いているとアドバイスもしやすく、選んだ経緯もわかるので応援しやすくなります。
お菓子づくりに慣れていないお子さんの場合は、こちらからいくつかレシピを提案して選んでもらうのもおすすめですよ。
わが家の場合は、友チョコ作りの材料費は自分のお小遣いから出すことになっています。
自分のお金だと思うと身の丈にあったものを考えながら選ぶので、お金の使い方の勉強にもなります。
家にあるのはコレ、使っていいのはコレ、など事前に伝えておけば、夕食に使う予定の卵を使われてしまったー!という失敗も回避できます。
子どもが友チョコを作る日にも、いつもの暮らしがあります。
そろそろ晩ごはん作ろうかなと思ったら、子どもにキッチンを占領されていたり、使ったものがそのままになっていたり……。
そんなことにならないために、「いつ作るのか」「いつまでに終えるのか」を決めておきます。
何月何日の昼食後から16時までならオッケー、や何時までに終わってほしいという希望を伝えて調整します。
全部ひとりで、と言っても年齢や経験値によりなかなか難しいこともあります。
親としても心配なこともあるかもしれません。
そんなときは
・◯日なら買い出し一緒に行けるよ
・火を扱うときは一緒にするから声かけてね
・夜だったらラッピング手伝えるよ
など、サポートできることをあらかじめ伝えておくと親子ともに気が楽です。
子どもが主役!という意識は常に持って、子どもの仕事を奪わないように気をつけています。
子どもたちが小学生のころは、見ているとつい声をかけたり手を貸したりしてしまいそうで、呼ばれない限り見ないようにしていました。
中高生になった今は、もう手慣れたもので危なかっしいこともなく手を貸すと逆に怒られます(笑)
事前のルール決めで、楽しいバレンタインになりますように。
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