いざという時にさっと外に出るには、玄関までの動線がどれだけスムーズかにかかっています。
リビングやキッチンなどいつもいる場所から玄関まで、さっと移動できるかどうかを確認してみましょう。
我が家は廊下がない間取り。
そのため防災を意識して、各部屋の床には極力ものを置かないようになりました。
キッチン。
床には物を置きっぱなし&出しっぱなしにしないようにしています。
片づけのサポートをしていると、廊下などが物置きになっていることが珍しくはありませんでした。
やはり物置にすることで幅が狭くなり、いざという時に移動を妨げることになります。
何か置いている場合は、収納スペースなどに移動するようにするのが無難です。
特にチェックしたい場所は階段です。
中には階段が物置になっているパターンがありました。
階段は動線が狭くなるだけでなく、躓いて転倒や転落の原因になる場合もあります。
また、地震の揺れで置いてあるものが落ちてくる可能性もあり、さらに危険です。
ここが物置だと百害に繋がる恐れがあるので、置きっぱなしにしているものがあれば収納スペースに移動しましょう。
動線となる場所を確認したら、次は出口となる玄関です。
玄関は靴などが散乱しがちな場所。
出しっぱしにしておく靴を決めたりして、散乱しないような工夫を。
また、玄関に意外と増えがちなものが傘です。
傘が家族の人数分以上ないか、一度確認しましょう。
「ハザードマップ」は、今住んでいる地域で、台風や地震などの自然災害が起こった時に、どんな危険があるのか、どこに避難するといいのかなどを確認できる地図のこと。
各自治体のHPで確認できます。
私は災害前に確認はしていたものの、実際に把握していたのは避難所の場所だけ。
津波警報が出た時に、実際に津波の影響があるのか?非難すべきなのかがピンときませんでした。
災害時は時間との戦いです。
すぐ避難できなければ命の危険が迫ります。
避難所だけでなく災害時にどんな危険があるのかも、事前にきちんと把握しておかなければと実感しました。
いつ起こるかわからないので…
災害は起こらないに越したことはないけれど、起こらないという保証がありません。
私の住んでいるところは災害が少なく、起こらないという保証はないのに防災に関する備えが少なかったと、今回の震災で反省しました。
震災後で防災意識が高まっている今が確認のベストタイミング。
早急に確認してしまうのがおすすめです。
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