銀座「みちば和食 たて野」秘伝「必ず成功する簡単なだしの引き方」

銀座「みちば和食 たて野」秘伝「必ず成功する簡単なだしの引き方」
投稿日: 2015年5月13日 更新日: 2017年10月28日
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主婦の友社のお料理の本からベストレシピをセレクト、スタッフが自分で...
主婦の友社のお料理の本からベストレシピをセレクト、スタッフが自分で作ってご紹介するサイト「主婦の友キッチン」から、お料理の話題の出張版です。

「主婦の友キッチン」で連載中の「大人気な社食の秘伝レシピ」から、和食のプロが教える「絶対失敗しない!」のに簡単で美味しいだしのひきかたをご紹介します。

先生は和食の鉄人、「みちば和食 たて野」の舘野雄二さん。「従来のだしのとりかたは『しばらく待って』などカンに頼る説明が多かった。そこで、日本全国どんな気温の地域に住んでいても、同じ味で作れる方法を考え、講習会などでも指導しています」

■材料■(1リットル分)

■材料■(1リットル分)

水 1リットル 
昆布 10g 
かつおぶし 30~35g 
*冷蔵庫に保存できる1リットル以上の容器を用意

1・容器に水と昆布を入れる

1・容器に水と昆布を入れる

冷蔵庫に入る容器に水と昆布を入れ、冷蔵庫に約12時間保存します。ちなみに今回使ったのは無印良品の耐熱ガラスピッチャー・大 1Lです。水を1リットル使うのでちょっとギリギリ、できれば1.2リットル程度入る容器が安心だなと思いました。

2・昆布を取り出し、水を鍋に移して沸騰させる 

2・昆布を取り出し、水を鍋に移して沸騰させる 

水を鍋に移して沸騰させたところ、あくが出たので、すくっておきます。ちなみにこの黒いスプーンも無印良品の製品で、シリコン調理スプーン 26cmです。スプーンのように握って使えるのでこのような細かい加減の必要な作業に便利。

3・沸騰したら火をとめ、かつおぶしを一気に入れる

3・沸騰したら火をとめ、かつおぶしを一気に入れる

2が沸騰したら火をとめ、かつおぶしを一気に入れ、鍋の底に完全に沈むまで1~2分ほど置きます。そのままかき混ぜずに放置。「かつおぶしは35g使うと味がしっかりします。まずは30gで試してみても」という舘野さんのコメントに従い、今回は30gです。

4・ざるにあけて漉す

4・ざるにあけて漉す

1~2分待ってかつおぶしが完全に鍋底に沈んだら、ざるに広げたふきんで静かに漉します。キッチンペーパーでもOK。

できあがり! 

できあがり! 

かつおぶしは絞ったりせず、そのまま取り除きます。さあ、濁りのない、見るからに雑味なくスッキリしたお出汁が特にコツもなくできました! すごい!

保存は冷凍で

保存は冷凍で

この出汁は冷蔵庫で保存はせず、その日使う分を取り分けたら、残りは粗熱をすぐとり、チャックつき袋にカップ1ずつ小分けして冷凍します。「かつお出汁の香りはすぐ抜けます。氷水を使ってでもすぐ冷やし、冷凍してください」(舘野さん)


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